長妻昭厚生労働相は6日、NHKの討論番組で労働者派遣法改正案について「登録型や製造業の派遣を(原則として)なくし、正規雇用への転換を促進するため、来年の通常国会に向け準備している」と述べ、次期通常国会への提出を目指す考えを示した。 厚労相はまた、2009年度第2次補正予算案に関し、就職難の新卒者への支援措置を盛り込む意向を表明。「スムーズに就職できるよう体験的に1カ月雇用する企業に助成する」と述べた。 【関連ニュース】 ・ 鳩山政権を取り囲む二重三重の「不安」 ・ 亀井金融相を止められない民主党政権の弱み ・ 米国はいつまでも鳩山政権にやさしくはない ・ 経済対策増額へ強気崩さず=民主への不満も ・ 「重大な決意」回避に全力=社民党首