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ブックマーク / blog.tinect.jp (10)

  • 「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ

    「雑誌の投稿コーナーに載る為に必死に文章を練習して、他人に読んでもらう文章を書くことの困難さに気付いた人」というのがどれくらいいるのか分かりませんが、私はその中の一人です。 この記事で書きたいことは、大体以下のような内容です。 ・昔、「ゲーメスト」という超面白いゲーム雑誌がありました ・読者投稿コーナーに掲載される為、いわゆるハガキ職人を目指して頑張っていました ・全然載らなかった為、兄に頼み込んで投稿内容を添削してもらいました ・その時の兄の言葉で、「文章というものは、書いた人が読む時と他人が読む時で全く違うものになる」ということに気づきました ・兄に添削してもらうようになってめでたく投稿コーナーへの掲載の夢が叶い、以来文章を書き続けています ・載らなくても載らなくても全く飽きずに投稿し続けた、という諦めの悪さも、一つの資質だったのかも知れません ・どんな文章であれ、「レビュー」「壁打

    「ゲーメスト」でハガキ職人を目指す過程で知った、人に読ませる文章を書くことのむずかしさ
    Sarutani
    Sarutani 2024/05/28
    闇雲な試行錯誤ではなく横から評価してもらえるのはいい経験だよね。ゲーム帝国には何度か掲載されたけど、あそこは大喜利みたいなもんで勢い重視だったから文章力が育った気はしないな。
  • ゲーセンでベガが禁止されたあの日、俺たちは一つ大人になったんだ

    ストIIについての思い出話をする。 もう30年近く昔の話だ。私がまだ名古屋に住んでいた頃、近所に「キャビン」という名のゲーセンがあった。 倉庫を改装したような、あるいは小さめの体育館のような不思議な雰囲気のゲーセンで、屋根は鉄骨が剥き出しになっていた。 天井からは飛行機の模型がいくつもぶら下がっており、ゲーセンの手前の方にはレースゲームや大型筐体、真ん中あたりには格ゲーやSTGのような売れ筋のゲーム、奥には脱衣麻雀や「魔界村」「奇々怪界」といった渋いラインナップが立ち並んでおり、脱衣麻雀は何故か大抵ハゲたゲーセン店長が占領しているという、そんな昔ながらのゲーセンだった。 自分の店の稼ぎ頭であろうスーパーリアル麻雀P4を、あろうことか店長はサービススイッチを使って無料で黙々と攻略し続けていた。 店の経営的に当にそれでいいのかと何度も思ったが、店長の背後には大抵何人ものエロ小僧たちが遠巻きに

    ゲーセンでベガが禁止されたあの日、俺たちは一つ大人になったんだ
    Sarutani
    Sarutani 2021/02/22
    ダッシュベガはサイコクラッシャー後の硬直が設定ミスで投げられ判定なしになってたって話を何かのインタビューで聞いて笑っちゃったけど、当時のゲーマーには笑い事じゃないよなw
  • 国語教育の題材を「契約書」などの実用文に変えても、「文章が読めない人」は救えない。

    まず始めに、この記事で書きたいことを簡単にまとめてみます。 ・小説・評論から実用文に国語教育の主体をシフトしていこうという動きがある ・実用文を読み解く際のハードルには、「そもそも読解力が足りない・読解の習慣がない」というものと、「言葉が難しくて心理障壁が高い」というものがある ・前者を高校レベルでの学校教育で解決することは多分困難。一方、後者はそもそもクリティカルな問題ではない ・論理構造を読み解く訓練は文学教育でも出来る。むしろそっちの方が上位互換に近い ・国語教育の主体シフトやめた方がいいんじゃないかな 以上です。よろしくお願いします。 さて。書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 まず、今回の記事を書くトリガーになった、ダイヤモンド・オンラインさんのこちらの記事を紹介させていただきます。 「が読めない人」を育てる日2022年度から始まる衝

    国語教育の題材を「契約書」などの実用文に変えても、「文章が読めない人」は救えない。
    Sarutani
    Sarutani 2020/08/19
    読者に投げ出されないよう気を配って書かれた大衆小説と実用一点張りのビジネス文書のどちらが初心者向けかは自明に思えるけどね。教育現場が手詰まり気味で迷走してるんだろうか。
  • 「子どもがゲームやアニメにハマっている」ことを嫌がる大人を見ると、とてももったいないなーと思ってしまう

    次女は私が仕事中にちょくちょく電話をかけてきてはゲームの進捗報告をしてくるのですが、先日パラセールを取った後「初めて村についたよー!!」というのでてっきりカカリコ村かハテノ村に着いたのかと思ったんですが、「海のそば」とか「桟橋がある」とか「マックスサザエ」というような言葉を聞いている限りどう聞いてもウオトリー村で、「え、この子なんではじまりの台地からいきなりフィローネ地方に突っ込んでるの…?っていうか初期装備でフィローネのジャングル突破したの…???」と混乱していました。 後から足跡を確認してみると、どうもはじまりの台地からハイリア湖の方に降りて、塔もほこらも道も無視してモンスターからガン逃げ、何度か死にながらレイクサイド馬宿の辺りまでたどり着いたらしく、「こんなルート成立するんや…」とBotWの自由度に今更戦慄しました。 他人のルート後からおっかけるの超楽しいですよね。 人曰く、「敵か

    「子どもがゲームやアニメにハマっている」ことを嫌がる大人を見ると、とてももったいないなーと思ってしまう
    Sarutani
    Sarutani 2020/08/12
    自分が嫌いなものの価値を認めることを自己否定と捉えてしまう、「ヨソはヨソ、ウチはウチ」の切り分けができない人には届かなさそうな話。…程度の差はあれ誰でもそういう傾向は潜んでるんだろうけど。
  • 40歳で料理を始めてみたら「パソコンを起動できないおじさん」の気持ちがわかった件。

    自分の無知や弱点を晒すことは、学びを得る上で非常に重要なことです。 かつてソクラテスが言ったように、「自分が何を知らないか」ということを認識するのはどんな人にとっても大変困難なことでして、多くの場合他者との接触を通して「自分の無知」を認識する他ありません。 その意味で、「俺はこれについて何も知らない」ということを、我々はどんどんオープンにしていくべきなのです。 ということで恥を忍んで申し上げるのですが、しんざきは料理というものについて全く、さっぱり、完全無欠に知見がありません。 今までの40年程の人生料理というスキルに殆ど触れずに生きてきてしまいました。 いや、決して、私が「男子厨房に立たず」などという時代錯誤な主義を持っているわけではないのです。 厨房には立ちます。 皿も洗えばシンク掃除もするし生ごみの始末も排水口の掃除もします。 そこについては主張させてください。 ただ、しんざき家で

    40歳で料理を始めてみたら「パソコンを起動できないおじさん」の気持ちがわかった件。
    Sarutani
    Sarutani 2020/06/04
    メダパニやコンフュではなくバスカイアーが出てくるセンス。実際一気にあれこれやろうとすると麻痺や恐怖が発生するよね。
  • ギャルゲーで廃人寸前まで行った、同じクラスのサワダくんのはなし。

    私の人生には、4人のサワダくんが登場する。 人生というものは、時に不条理、時に不可思議なものであって、我々が考える以上に奇妙な偶然、奇妙なめぐり合わせというものを我々に突き付けてくる。 私の人生の不可思議というものはこの4人のサワダくんに集約されており、彼らは全くの別人、全くの無関係であるにも関わらず、私からみるとまるで同一人物であるかのように、全員特徴がそっくりなのだ。 平均よりもかなり背が高く、ひょろっとしたやせ型。 肌の色はやや色黒。 かなりの近眼だが、コンタクトは使わず、眼鏡をかけている。眼鏡はほぼ黒ぶちの丸型。 そして、普段は物静かであり控え目、ごく真面目な少年ないし青年であるように見せかけて、実はエロコンテンツ・美少女コンテンツが大好き。 小学生の分際でポプコムの美少女ゼミナールを回し読みしていたサワダくんも、中学から高校まで一緒だったサワダ君も、大学の頃ゼミが一緒だったサワダ

    ギャルゲーで廃人寸前まで行った、同じクラスのサワダくんのはなし。
    Sarutani
    Sarutani 2020/01/15
    自分だけの都合で金と時間を食いつぶせる貴重な時期にハマれるゲームと出会えないと、燃え尽きるほど遊ぶって体験はできないんだよな…。その点だけはサワダくんが少しうらやましい。
  • SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】

    世の中には「SF小説」というちょっと偏ったジャンルがありまして、およそ一般的な読書傾向の方々は、あまりこのジャンルに触れない傾向があるような気がしています。 「そのジャンルを別段偏愛していない人でも手にとる」 と 「そのジャンルを偏愛している人でないと手にとらない」 というのがありまして、SFというジャンルには後者の割合が著しく多いような肌感があります。 面白いんですけどね、SF小説。 しんざきは昔からのSF小説好きでして、国内SFも読めば海外SFも読みます。 どちらかというと海外の、ちょっと古めのタイトルが好きな傾向があるかも知れません。ブラッドベリとか、カードとか、ティプトリーとかが特に好きです。国内だと神林長平先生を偏愛しています。 が。これは恐らく、SF好きの人なら結構多くの方が同意してくださると思うんですが。どれか一作、ありとあらゆるSF小説の中での最高傑作を選べと言われれば

    SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】
    Sarutani
    Sarutani 2017/05/03
    釣りと承知でタイトルの「史上最高傑作」に食いつくブコメに和む。名作なのは間違いないけど、続編を書かない方がよかったSFとしても上位に食い込むよね。
  • コミュニケーション能力は変えやすい能力だから、「自分はコミュ障」なんて言わないで。

    星野源さんのエッセイ集『いのちの車窓から』のなかで、星野さんが、自身の「人見知り」について、こんなふうに書いておられました。 人見知りをしなくなったのはいつからだろう。ある日、自分が人見知りでないことに、ふと気づいた。それまで、道端で知人を見かけても声はかけなかったし、集団でいるときも、なるべく一人でいた。 ある日、ラジオ番組のゲストに出たとき「人見知りなんです」と自分のことを説明していことに、ふと恥ずかしさを覚えた。それがさも病気かのように、どうしようもないことのように語っている自分に少し苛立ちを感じた。 それまで、相手に好かれたい、嫌われたくないという想いが強すぎて、コミュニケーションを取ることを放棄していた。コミュニケーションに失敗し、そこで人間関係を学び、成長する努力を怠っていた。 それを相手に「人見知りで」とさも被害者のように言うのは、「自分はコミュニケーションを取る努力をしない

    コミュニケーション能力は変えやすい能力だから、「自分はコミュ障」なんて言わないで。
    Sarutani
    Sarutani 2017/04/19
    「人見知りだと思うことをやめた」と開き直るための手がかりを示してあげないのは不親切だな。気にすることを気にしなきゃいいのは頭じゃ分かってるけど、それを実践できないから悩んでるんだろうに。
  • 「アフリカの呪術師」と全面対決するため、電子マネーを導入した話。

    こんにちは。日植物燃料株式会社、代表の合田です。 今回は、前回に引き続き、モザンビークで「バイオディーゼル事業」に着手したところからの話です。 バイオディーゼル燃料事業を成立させるためには「生産」と「販売」の2つが課題です。 ですから何よりもまず、私たちは「バイオディーゼル燃料」を安定して生産できなければなりませんでした。 そこで、前回も少し触れましたが、ヤトロファの種を現地の人に提供しました。 今利用している農地にヤトロファを植えてもらうことはできませんが、今ある畑の脇に「柵」としてヤトロファを植えてもらい、収穫したヤトロファは私たちが買い取り、加工して燃料とします。 「組合」と言う形態をとりながら、1万人の農民たちに協力してもらい、なんとか私たちはモザンビークでバイオディーゼル燃料の原料となるヤトロファを栽培し、燃料を作り出すことはできるようになりました。 ですが、もちろんそれだけで

    「アフリカの呪術師」と全面対決するため、電子マネーを導入した話。
    Sarutani
    Sarutani 2017/02/16
    現代で実現した呪術vs電脳のデジタルデビルストーリーは、ちょっとセコくて地に足のついたマネーバトルだったという話。商売の為に、まず経済体系から作んなきゃいけないのね。
  • 子どもは親の背中を見つめながら育っていく。本気のゲーム教育論。

    「それ、観てるだけで面白いの?」というのは「時代遅れ」なのかもしれない。 (いつか電池がきれるまで) リンク先の記事を読みました。 ゲーム実況を見る息子さんと、将棋やスポーツ実況を見るお父さん。とても似ていらっしゃるし、それはそれで素敵だな、と思います。 なかには“ゲームも動画も全く子どもに触れさせない”なんて家庭もあるかもしれませんが、PTAから目の敵にされるようなテレビ番組をゲラゲラ笑いながら観ていた親世代がそれを言うのもなんだかなーと私は思います。 まあ、子どもが隠れて楽しむのを承知のうえで、歯止めをつけるために娯楽の制限を言い渡しておくのはアリだと思いますが。 さて、私はリンク先のfujiponさん御一家の教育方針について、云々したいわけではありません。しかし、ゲームに対する姿勢については、異議あり!!です。 テレビゲームは、この年齢になってみると、自分で最初からレベル上げするのも

    子どもは親の背中を見つめながら育っていく。本気のゲーム教育論。
    Sarutani
    Sarutani 2016/09/05
    親の背中が鉄山靠のごとき勢いで子供に叩きつけられてる図。…この子がゲームを嫌いにならなきゃいいけどね。
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