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ブックマーク / closetothewall.hatenablog.com (2)

  • 伊藤計劃 - 虐殺器官 - Close To The Wall

    虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/06メディア: 単行購入: 26人 クリック: 817回この商品を含むブログ (326件) を見る先日亡くなられた伊藤計劃氏の第一長篇。アンソロジーで読んだ短篇がとても面白かったので、他の長篇を読むか、と思ったその日に訃報を知った。その短篇については以下の記事で。 虚構機関 年刊日SF傑作選 - Close to the Wall というわけで読んでみたのだけれど、これが評判通り非常に面白い。十年ちょっとの未来を舞台に案外現実味のある設定を張り巡らせて展開されるストーリーは非常にアクチュアルかつリアリティがあり、そして現代に向けられる批判意識の鋭さは出色だと思う。 舞台は近未来で、アメリカの情報軍で暗殺をも行う部隊の隊員が主人公。未来社会ではテロ対策として、個々人のIDが

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  • 「日本語の歴史6 新しい国語への歩み」 - Close To The Wall

    語の歴史〈6〉新しい国語への歩み (平凡社ライブラリー) 作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/09/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (5件) を見るこのシリーズについて書くのは News Handler[WEBLOG SYSTEM] この記事以来。六巻まで読み終えて、あとは最終巻と別巻を残すのみとなった。とりあえずこの巻では副題のとおり、近代化のなかで日語がたどった運命を扱うわけだけれど、これがまた内容豊富というか、豊富すぎて密度が高いので要約とかはまずできそうにない。明治から戦前あたりまでの激動の時代をこの一冊で叙述するというのだから、どうしてもそうなる。まあ、それ以前に1965年執筆という時代を感じさせる、重厚かつやや迂遠な学者言葉が、こう、もう、アレですよ、重々しいと言おうかなんと言おうか。

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