東北電力は、3月16日に予定していた計画停電の実施を見送ったと発表した。降水により水力発電所の供給力が増加した上、全国からの電力融通が決まったことから、需給バランスが緩和したため。 17日の計画停電も、現時点では実施する必要がない見通しという。実施の有無は、実施時間帯(午前9時~正午、午後5時~午後8時)の2時間前をめどに発表するとしている。 地震による停電は18日中の復旧目指す 東北電力エリア内では、16日午後4時現在で宮城県の全域など53万8521軒が停電している。津波被害で復旧作業に着手できない地域(約32万5000軒)以外で停電している地域は、18日中をめどに停電解消を目指して復旧作業を進めている。 関連記事 東北電力も計画停電へ 秋田、山形、新潟、青森の一部で16日から 東北電力は、3月16日から18日までの3日間、秋田、山形、新潟、青森県の一部で計画停電を実施する。対象地域を8