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優子は何に泣いたのか TVシリーズアニメ『響け! ユーフォニアム』、これはとんでもない作品だということで、周囲のざわつきが止まらない。かくいう僕も、最新話である第11話を観たあと「北宇治まで五体投地したい」とツイッターに取り急ぎメモしたほどだ。 今日は、放映から少し遅れてしまったが、第11話「おかえりオーディション」について書きたいと思う。再オーディションが終わって、デカリボンちゃん(吉川優子)は席に座ったまま泣き崩れる。しかし、優子は何に泣いたのだろう。 中世古先輩がオーディションに落ちたことの悔しさからだろうか。それとも、最後まで中世古先輩の助けになることができなかった悲しさからだろうか。 僕は、どちらでもないと思う。 中世古先輩のことがわからなくなっていく優子 優子は、自分が中世古先輩が好きな理由を思い出すことができたから、泣いたのではないだろうか。 少しだけ、順を追って考えていこう
先日、中川夏紀に関するエントリーを書いていて気になることがありました。 それは、中川夏紀が田中あすかをどう捉えているかということです。これまでの物語を思い出すと、田中あすかが演奏以外に極めて無関心なことについて、3年生を除けば中川夏紀が最もよく理解しているようです。同じユーフォニアム担当だから当然といえば当然かもしれません。けれどその一方で、実際にこの二人が絡む場面は殆ど見られないのです。 二人があまり関わりを持たない理由が分かりません。その理由を知る一つの手掛かりとして、高校から楽器を始めた中川夏紀に、誰がユーフォニアムを教えたかを考えてみます。 すでに卒業した昨年度の3年生は吹奏楽に不熱心だったようです。ですので、仮に彼女が1年生のときの3年生にもユーフォニアム担当の先輩が居たとして、きっちりと指導してくれたかは微妙なところです。もちろんユーフォニアムの先輩は熱心な人だったのかもしれま
※以下、ネタバレあります。 中川夏紀(1) 中川夏紀。北宇治高校吹奏楽部、ユーフォニアム担当の2年生。黄前久美子の先輩で、田中あすかの後輩です。 物語が始まったころは、イヤホンを耳に窓辺や机に突っ伏す姿が多く描かれ、あまり吹奏楽に熱心でないように見えました。またパート内の雑談にもあまり参加せず、言葉数も少ないので覚めた性格にも思われました。 けれど、ここ数話で受ける印象がずいぶん変わりました。 中川夏紀と吉川優子 まず第8話「おまつりトライアングル」です。 中川夏紀はトランペットの吉川優子と同級生もう一人、あわせて三人で「県祭」に繰り出しています。止め絵ばかりでしたが、彼女がかなりはしゃいでいる様子が見て取れました。友人と一緒にいる場面もあまり見られず、とくに吉川優子とは反りが合わないのかと思っていましたが違ったようです。 むしろ吉川優子との間には二人だけに分かる細やかな関係があるのかもし
メ之助 @japanoff 以前、一部の方から「響け!ユーフォニアム」の感想を書いてほしいと言っていただいていたので、これからしばらく連投しようと思います。個人的な感想なので完全に独断と偏見に満ちていますが、50ツイート近く続く可能性があるので、興味のない方はしばらくミュートかリム対応でお願いします。 2015-07-19 20:22:11 メ之助 @japanoff まず結論から。僕のユーフォニアムの評価はハッキリしています。一言でいえば、偉大な失敗作という言葉に尽きる。誤解を招きやすい表現ですが、これは僕のアニメ評における最大級の賛辞のつもりです。僕にとって傑作と失敗作は矛盾しない。 2015-07-19 20:26:27 メ之助 @japanoff むしろ失敗の名にすら値しないアニメ作品がいかに多いことか。あらゆる作品は失敗作であると偉い人は言いますが、そういう意味でユーフォは、少な
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