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人物と芥川龍之介に関するamanoiwatoのブックマーク (2)

  • 芥川をめぐる女性

    (1900〜1968)ご存知、龍之介の。父が日露戦争で戦死したため、母の実家山家に住むことになった。母の弟山喜誉司は龍之介の友人であり、これが縁で龍之介と知り合うようになる。この時文は7歳か8歳だから、<幼なじみ>という関係といえるだろう。龍之介が文に対する感情を山喜誉司に漏らすのは大正4年末。7年2月に結婚した。 作中では「子供の病気」「死後」「年末の一日」「蜃気楼」「鵠沼雑記」「歯車」「所両国」「或阿呆の一生」に登場。結婚前龍之介から文に送られた書簡は龍之介の女性観がうかがえるほか、口述した「追想 芥川龍之介」は芥川夫の日常の姿を知る貴重な資料である。また小穴隆一著「二つの絵−芥川龍之介の回想」でも興味深い発言が多い。 吉田弥生 (1892〜?)青山女学院英文学科卒業。龍之介初恋の相手として知られている。弥生の養父長吉郎は東京病院の会計を担当、この病院に牛乳を納めていた龍

    芥川をめぐる女性
  • 芥川龍之介の青春 : 畑に家を建てるまで

    中学時代に一番心惹かれていた作家は芥川龍之介だったが、その割に彼の作品を読んでいなかった。というのは、家にある彼のは戦前の改造社版「現代日文学全集」中の芥川龍之介集一冊だけだったし、学校の図書室にある青い布表紙の芥川龍之介全集も、その大半が紛失していて、書架にはほんの僅かしか残っていなかったからだ。 その代わり、利用可能な芥川のは全部読んだ。当に、隅々まで読んだのである。図書室に残っていた芥川全集の書簡集も、その全部を読み通した。 書簡集を読み進んでいくうちに、身体の不調を友人に訴える手紙が増え、そのなかに「屁をしたら、糞が出た」という一節があった。痛ましいと思った。彼が自殺を選んだのには、極点に達した体調不良という理由もあるに違いないと思った。 あんなに芥川を愛していたのに、旧制中学校を卒業するともう彼のは、全く読まなくなった。戦後になって、筑摩書房版「芥川龍之介全集」を購入し

    amanoiwato
    amanoiwato 2014/10/01
    『彼は人生についても、社会についても、本質的な興味を持っていないように見える』
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