児童養護施設を舞台にする「明日、ママがいない」(水曜後10・0)を放送する日本テレビに対し、日本子ども虐待防止学会(東京)が7日、ドラマが実際の施設や里親制度とは異なる物語であることを、番組の前後に伝えるなどの対応を求める要望書を送った。 要望書の中で、施設長が入所児童に暴言を吐いたり、体罰を加えたりする場面を挙げ、「子供の福祉に反する内容が多く含まれている」と批判。虐待などでトラウマを抱える子供たちは見ないように注意喚起が必要だとも訴えている。
日本テレビ系列で放映中の連続ドラマ「明日、ママがいない」で、児童養護施設や里親と暮らす子供たちが偏見などの被害を受けたとして、全国児童養護施設協議会と全国里親会が21日、都内で会見し、被害の実態調査を始めることを明らかにした。 協議会によると、番組放映後、施設の子供からは「学校で『お前が主人公か』といわれた」「『お前らもどこか(里親)にもらわれていくの?』と聞かれ、いやな思いをした」などの訴えが相次いだ。番組の途中で「耐えられない」と2階の部屋に駆けこんだ高校生もおり、里親にも不安が広がっているという。 協議会では子供をペットにたとえたり、職員が暴力をふるったりする番組上の演出が、誤解や偏見を助長していると分析。日テレに内容の再検討を求める抗議文を20日付で提出し、今後、被害の調査を始めるという。 番組をめぐっては、親が育てられない子供を匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポ
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