【カイロ時事】シリアの南部のダラアで反体制デモが拡大し、AFP通信は人権活動家の話として24日までに100人以上が死亡したと伝えた。アラブ圏に広がる民主化要求デモを警戒するシリア当局は、ネット活動家らの摘発やデモ弾圧を強化している。 ダラアではアサド大統領の独裁体制に抗議するデモが1週間近く続き、23日に市中心部のモスク(イスラム礼拝所)に籠城するデモ隊に治安部隊が発砲。射殺された犠牲者の24日の葬儀に約2万人が参加した。 国営テレビは、モスク内にあったとされる大量の武器が押収されている映像を放映。「イスラエルに支援された勢力」だとして、中東の民主化要求デモの構図とは異なる側面があると強調している。 シリアでは1963年にバース党の一党独裁支配が築かれた後、ハフェズ・アサド前大統領が70年にクーデターで権力を掌握。次男のバッシャール・アサド現大統領が世襲し、父子の「アサド家」による支
【ロンドン時事】ヘイグ英外相は21日、BBC放送に対し、リビアに対する空爆で最高指導者カダフィ大佐自身を標的とし、殺害することについて「状況次第だ」と述べ、その可能性を排除しなかった。 同外相は「攻撃目標の詳細については明らかにしない」としながらも、「すべては(カダフィ政権側の)人々の行動に関わっている」と指摘。自国民弾圧を継続するなどした場合、カダフィ大佐殺害を目指すこともあり得るとの考えを示唆した。 【関連記事】 〔ルポ〕エジプト民衆革命〜打ち破られた恐怖の壁 〔写真特集〕カダフィ・ガールズ〜たくましき女性兵士〜 〔写真特集〕リビア動乱〜政府軍反撃、内戦状態に〜 〔写真特集〕カダフィ大佐〜「中東の狂犬」と呼ばれた男〜 〔用語解説〕「リビア」
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