「日本の黒い霧」、書かれた関係者遺族が訂正求める http://news.mynavi.jp/news/2013/04/14/007/index.html ■松本清張『日本の黒い霧』 関係者遺族抗議で読めなくなる? [2013/04/14] 新たな資料の発見で歴史の定説が覆るのは、現代史においても例外ではない。誰もが知る有名作家の「傑作」に、書き換えを迫られるという事態が起きている。 作家・松本清張(1909-1992)といえば『砂の器』『点と線』などの推理小説で知られる国民作家だが、近現代史に取り組んだノンフィクション作品も有名だ。その代表作が『日本の黒い霧』である。 (略) 「革命を売る男・伊藤律」と題された第6話だ。主人公・伊藤律(1913-1989)の遺族が、「全くの無根拠と憶測で当局のスパイであったかのように記述されている」として、伊藤律の名誉回復と遺族の精神的苦痛を除去するため