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詩と言語に関するamanoiwatoのブックマーク (1)

  • 言語表現者のある姿勢:オピニオン:Chuo Online : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ミルトンに始まる もう40年近く前になるが、大学の学部生だった時に、17世紀英国の詩人ジョン・ミルトンが文学上の関心の1つになった。大学院でもこの詩人の考察を続けて、特に彼の長詩を読んでいた時に、作者が自らの表現手段であることばの性質・能力をどう捉えていたかに関心を持った。そこで得た結論をごく簡単に述べると、こうなる―― ミルトンの長詩の主人公達は、人間であるが故に、その理性や知識、洞察力などが当然限定されており、そのために誤りを犯す。だが彼等は、それらの能力を最大限駆使して過ちの原因や意義を認識し、最後には神の恩寵に身を委ねる。その過程は、人間のことば――ミルトンが言うところの「ことばの手続き」‘process of speech’――が自己認識を行い、救済される過程でもある。(‘process of speech’は叙事詩『楽園喪失』第7巻に出て来る表現であり、神や天使とは異なり有限な

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