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食と本に関するamanoiwatoのブックマーク (2)

  • 「砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)」川北 稔 著

    1996年の発売以来売れ続けている世界史入門定番の一冊。砂糖の広がりを通じて様々な地域がつながりあい、ダイナミックに変化していくさまが平易なことばとわかりやすい解説で描かれており、世界史の面白さがこれ以上ないほどに詰まっているので、まぁ、読んでいる人の方が圧倒的に多いでしょうが、あらためて紹介しておこうという記事。 書とあわせて記事下に列挙した書籍を参考にしつつ、大まかな砂糖を巡る歴史を概観しておこう。 歴史上、砂糖は西漸しつつ世界に広がった。砂糖の原料であるサトウキビはムスリム商人によってイスラーム世界の拡大とともに西へ西へと伝播し、十字軍によって地中海世界へ、スペイン・ポルトガルによって大西洋諸島さらに新大陸南米へ、イギリスによってカリブ海諸島へと広がりを見せる。この拡大の過程で砂糖は「世界商品」として人びとの生活に欠かせないものとなっていく。 サトウキビ栽培と製糖の特徴として、第一

    「砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)」川北 稔 著
  • それはベンジャミン・バニー氏。 - チーズと歴史とお料理と。

    今週のお題「あこがれのヒーロー、ヒロイン」 ステッキ片手にパイプを燻らす紳士。 悠然と散策していると、息子と甥っ子の生死に関わる大ピンチに遭遇。 そして愛用のステッキを駆使した勇猛果敢な救出劇。 もちろん二人の無謀さを叱ることも忘れない。 理想的な父親である。 うさぎ、だけど。 子供のころ、ピーター・ラビットのシリーズが好きだった。 当時は子供服のファミリアでピーター・ラビットのものを扱っていて、 おこづかいをためては、この小さいを買ったものだ。 もちろんお話だけでなく、ポター女史の挿絵のかわいらしさに 胸ふるわせていたわけだが、このベンジャミン・バニーの父、 ベンジャミン・バニー氏は子供心に衝撃だった。 かわいくはない。 しかし、ダンディである。 しかもうさぎながらに、を撃退するのだからすごい。 うさぎ界の英雄。 ピーターの父がマクレガーさんにうさぎパイにされてしまった ことを思うと

    それはベンジャミン・バニー氏。 - チーズと歴史とお料理と。
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