ねじのお話(2/3) 3回にわたって、「ねじのお話」をさせていただくうちの、今回は2回目です。 左ねじ(逆ねじ)のおはなし ねじをその動きによって分類すると、大きく分けて二つになります。 頭のつむじの右巻き、左巻きではないですが、どこにでもある一般的なねじは、右に回すと進み(締まる)、左に回すと後退(緩む)します。 これを単に「ねじ」または「右ねじ」と呼んでいます。 対して動きがまったく逆のもの(左に回すと締まり、右に回すと緩む)があり、それは「左ねじ」や「逆ねじ」と呼ばれています。 べつにどっちでもいいのになぜ二種類あり、それが一体どこにどう使われているのだろうかと疑問に思う方もおられるのではないでしょうか。 身の回りにあふれているねじですが、仮に右ねじ、左ねじが半々で使われていたとすると、どうでしょう? 「えーっと、これは一体どっちに回せばいいのだろうか」となってしまい、いちいち面倒