この記事では、昭和の政治家田中角栄の食にまつわる 「超」個性的なエピソードを紹介します。 昭和の高度経済成長期を後押しすべく、官僚をうならせる斬新なアイデアと人を引き付ける抜群の弁舌 強烈な行動力で一時代を築いた「コンピューター付きブルドーザー」田中角栄ですが、 その体を動かした「ガソリン」はどんな物だったんでしょうか。 今回は、主に長年田中の秘書をつとめた早坂茂三の著作を中心に、面白エピソードを紹介します。 田中角栄の掟~刻限が来たら、飯を食え! まず、田中さんは極め付きのプラグマティストで、 「腹が減っては戦ができぬ」ということを理解し、 時間が来たら必ず飯を食うことを自らに課していました。 世の中は嫌な事ばっかりだ、そんな時 腹が減っては力が出ない、空腹で目が回っていたらいい知恵も浮かばない、というのです。 だから、早坂さん曰く、どんな時でも時間が来れば「メシ!」。 人の顔を見れば、