プログラミングの世界では、よく論理値という仕組みが使われます。 論理値には TRUE (トゥルー) 「真実の」「本当の」などを意味する英単語 FALSE (フォルス) 「偽りの」「誤った」などを意味する英単語 の2つがあります。 ザックリ言うと、TRUEは「正しい」でFALSEは「正しくない」ということですが、論理値の仕組みは、プログラミング言語によって微妙に異なります。Excelでは、ワークシート上とVBAで論理値が使われますが、両者も少しだけ挙動が違います。ここでは、ワークシート上で使用される論理値について解説します。 セルに論理値を入力する TRUEは、いわば"正しい"という状態です。下図のセルA1には10が入力されています。10は5より大きいです。したがって「A1>5」は正しいのでTRUEを返します。 上図のように、セルにTRUE(という状態)が入力されると、セルには「TRUE」と