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ブックマーク / web.soshisha.com (2)

  • オタクとは何か?第4回 オタクの自意識〜竹熊健太郎氏との対話(2)

    ———1977年のアニメブームの時は僕も劇場に行きましたけど、作品はひどいなと思って、あの人波の一人になるのは嫌だなと思いましたね。 竹熊 最初はすごく期待していたけど、期待したぶん、納得できなかったですね、僕も。要するにこいつら(大勢の観客)はどこ見てんだ、って話だよね。作品見ないでキャラだけ見てる。 ———ニュースで劇場が映されて「感動した」とか言ってる奴を見て「バカじゃねえの、駄作じゃねーか」と思っていた記憶はあります。 竹熊 「古代君ステキー」とかさ。ガンダムも最初はそうだったのよ。女の子のファンが「シャア素敵〜」って。女の子のマニアックな活動のルーツは、僕は宝塚ファンにあると思うんですけど、彼女らは宝塚スターが好きなわけでしょう。あまたいる中で、ひいきができて……。あれを男も真似しはじめたのが、オタク文化の一つの始まりかなと思ってるんですね。つまり女性の文化を男が取り入れ

  • オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思 - 第10回 オタク修行篇7 喪われた「未来」

    このところ、思い悩んでいることがある。 相変わらず、オタクな日々が続いている。夕方店に行って、30分の休み時間には先輩方の撮りためている深夜アニメを見る(このところ『らき☆すた』(*1)である)。深夜の1時ごろ仕事が終わると、近所のコンビニでカップ焼きそばなどを買い、車の中で数分を費やして適当に空腹を満たし、そのままコンビニの駐車場の片隅で朝まで『モンスターハンター』。夜中の2時3時に、1台の車に3人も4人もの男が集まりあって、全員がPSPを手にじっとうつむき、時にはウヒウヒと笑いながら脳内物質全開になっているのであるから、はたから見たら実に怪しい光景であろう。 ある時は喜びのハイタッチ、そして別の時は、「あああ、死ぬ死ぬ、マジで死ぬ」という絶叫、まあ確かに怪しい。 店の休みにはヲタカラオケ。最近吸収したアニソンを歌うこともあれば、懐かしさにかられて『宇宙戦艦ヤマト』だの『マジンガー

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