近年「働き方」は多種多様になってきました。かつては、終身雇用型の企業に入り、定年まで居続けることが一般的でしたが、現在は実力をつけるために自ら進んでベンチャー企業に入り、数年で転職を繰り返す人が増えています。 国内市場の縮小化により、グローバルでの活躍も求められる時代にもなってきました。流動的な競争社会の中で、グローバルに通用する人材になるためには、自らチームを率いるリーダーシップを身につけなければいけません。 リーダーシップを発揮し、チームを成功に導くためにはどうしたらいいのでしょうか?人気マンガ「カイジ」(作:福本伸行)を取り上げ、これからのリーダーの在り方について考えてみたいと思います。解説は法政大学の梅崎先生です。 「カイジ」は映画化されているので、ご存知の方も多いでしょう。この作品は、定職に就かずふらふら生きてきた主人公が、生きるか死ぬかの瀬戸際の経験をしたことで、「生き方」に対