「腹ペコのまま死ねるか!」 爆撃に襲われる中、逃げるどころか自宅で朝食をとっている男が言いのけた一言。この言葉がこの映画を象徴していると思う。ツッコミどころ満載の、でもどこか納得してしまう、実に喜劇的なセンス。そして狂おしいくらいの人間賛歌だ。 日本ではあまり知られていないユーゴスラビアの話だけど、以下のサイトを読めば少し掴める。 http://fatale.honeyee.com/culture/news/2011/032825/ (鑑賞後の人はこっちがおすすめ;http://hardasarock.blog54.fc2.com/blog-entry-540.html エミール・クストリッツァ監督の伝説的名作「アンダーグラウンド」再上映を見た - Rogi073.Diary) エミール・クストリッツァ監督の映画はいつも喜劇的で、政治要素が色濃いこの作品も喜劇性が際立つ。だからこそ「悲劇」
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