タグ

ブックマーク / koikesan.hatenablog.com (4)

  • 『地獄変』 - 藤子不二雄ファンはここにいる

    先月の末ごろインフルエンザにかかってしまいました。20年以上発症していなかったので、ほんとうに久しぶりのインフルエンザ体験でした。 発熱がピークに達している最中はつらくて何もできませんでしたが、薬の作用で熱が下降状態に入ったとき(平熱までは戻っていないものの)退屈しのぎにでも読みたくなりました。せっかくなので、身体が病的に熱を帯びたこの状態で読むからこそ特異な効果を得られそうなを読みたい、と思いました。 かといって、あれこれを探索する余裕はなく、結局、寝床の近くに積んであったの中から芥川龍之介の『地獄変』を手に取りました。この小説には、牛車の中の女が生きたまま焼き殺される炎熱シーンがあります。それが発熱でモウロウとした私の意識とどこかしらシンクロするのではないか…と少しだけ期待したのでした。 牛車もろとも若い女が焼き殺される場面は、まことにおぞましいです。そんなふうに生身の女が焼き

    『地獄変』 - 藤子不二雄ファンはここにいる
  • 「国際オバケ連合」復活! - 藤子不二雄ファンはここにいる

    日(1/25)、藤子・F・不二雄大全集第7回配分が発売になりました。 『ドラえもん』5巻、『パーマン』5巻、『オバケのQ太郎』4巻の3冊です。 これからじっくり読もうと思っていますが、今日は『オバケのQ太郎』4巻に収録された「国際オバケ連合」に着目してみます。 『オバケのQ太郎』が長年のあいだ封印状態となった発端といえる出来事が、1989年に起きました。黒人差別をなくす会による「国際オバケ連合」への抗議でした。(『オバQ』が封印状態になった理由はこれだけではありませんが) 「国際オバケ連合」に登場するウラネシヤ代表のオバケ“ボンガ”が「黒人差別的な表現」だと問題視され、抗議を受けたのです。 抗議を受けた出版社(小学館、中央公論社)は、「国際オバケ連合」の収録されたで当時流通していた3冊(てんとう虫コミックス『オバケのQ太郎』5巻、藤子不二雄ランド『オバケのQ太郎』12巻、ビッグ・コロ

    「国際オバケ連合」復活! - 藤子不二雄ファンはここにいる
  • 森安なおやの評伝本発売! - 藤子不二雄ファンはここにいる

    トキワ荘レジェンド漫画家の一人・森安なおや先生の生涯を追った評伝『「トキワ荘」無頼派 漫画家・森安なおや伝』(伊吹隼人著、社会評論社)が20日ごろ発売されました。森安先生の代表作の一つ『赤い自転車』(全127ページ)を併載しています。 岡山ですごした少年時代、上京、田河水泡へ弟子入り、トキワ荘時代、漫画家廃業、職を転々、NHKの番組出演、晩年の生活、そして訪れる死……。書では、そうした森安先生の生涯が克明に綴られています。 ■「トキワ荘」無頼派 漫画家・森安なおや伝 著者名 伊吹隼人著 発売 社会評論社 判型 A5判並製 頁数 280 頁 税込価格 2,415円[予価](体2,300円+税) 内容 「トキワ荘」の伝説は終わらない・・・! ! 「のらくろ」作者の田河水泡に師事、寺田ヒロオ・藤子不二雄・赤塚不二夫・石ノ森章太郎たち「トキワ荘」での青春。 時代とその個性ゆえ導いた挫折…「廃

    森安なおやの評伝本発売! - 藤子不二雄ファンはここにいる
  • 藤子・F・不二雄大全集に『ジャングル黒べえ』が! - 藤子不二雄ファンはここにいる

    「藤子・F・不二雄大全集」第一期(2009年7月〜2010年6月)の刊行予定作品などを告知した画像がネット上でアップされています。どなたがどういう経緯でアップされたものかわかりませんが、内容を見る限り物と判断してよさそうです。雑誌か何かの広告ページでしょうか… http://mbup.net/d/81497.jpg 第一期刊行ラインナップ 『ドラえもん』1〜8巻(以後続刊と思われます) 『オバケのQ太郎』1〜5巻(以後続刊と思われます) 『パーマン』全8巻 『キテレツ大百科』全2巻 『エスパー魔美』全5巻 『バケルくん』全1巻 『海の王子』全3巻 『ジャングル黒べえ』全1巻 毎月25日ごろ発売 A5判・並製 各巻定価1155円〜1890円(税込) 各巻(約)300〜770ページ これが確定的な情報だとすれば、すでに発表されていた刊行予定作品に加え、なんと『ジャングル黒べえ』も第一期に刊行

    藤子・F・不二雄大全集に『ジャングル黒べえ』が! - 藤子不二雄ファンはここにいる
  • 1