たまに、トキワ荘をイメージしてか、漫画家などのシェアハウスを斡旋してクリエイターを育てよう……というような、町おこしや村おこしのようなプロジェクトを見かけることがあります。今は音楽家専用マンションなんてのもありますよね。防音がしっかりしててリハ室とかもあるという。 奨学金とか家賃補助ならまだしも、同じところに別の個性を持つ作家の卵を住まわせて……というのは、うまくハマれば面白いことが起こるかもしれませんが、悲劇的な結末となるリスクも大きいと思います。 今から思うに、萩尾先生、竹宮先生の場合は、増山さん以外にちゃんとフォローできる人がいたら少しは良かったのかなあ……とは思いますがせんなきこと。今から言っても仕方がありません。さらに余計なことになったかもしれないし。こうなるしかなかったのかも…。 ただ、そうした当事者様の貴重な記録として、本書の意義はとても大きいと思います。 私は50年来の竹宮
ネットで叩かれているようですが、事態はもっと深刻だとおもいます。 何より、「グラフィックデザイン」という仕事自体への信頼を落とした罪は、とてつもなく大きいと思います。 擁護していた人間が、信じられない。「仕事」あってのデザイナーです。「彼はいい人」?ふざけるな、です。 真の人柄とは、「デザインの仕事」にこそ、出るものなはず、です。 全てのデザイナーが、こんなパクリ、というか、「雑な仕事」をしているわけではありません。 精一杯、ギリギリの低予算と日夜の仕事の上にちょびっとだけ花が咲くような「地味」な仕事です。 この「パクリ」は、むしろ「佐野研二郎」さん、「森本千絵」さん、「長嶋りかこ」さんら、 大手代理店の実質・専属デザイナーだからこそ、必然的に起こりえました。(まだまだ他にもいますよ) 一連のパクリは、「氷山の一角」に過ぎないのです。 彼等は、零細のフリーランスや個人のデザイナーと違って
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く