大河平清盛を突っ込みながら楽しんでいるブログ信西一族 保元の乱の後、政局を担った信西は精力的に政治改革に乗り出します。 主な取り組みは ・内裏造営 ・宮中行事の復活 ・保元新制による寺社勢力への掣肘と荘園設立の秩序の構築 ・歴史書「本朝世紀」の編纂 とまあ今まで誰も手をつけれなかったような施策を次々と打ち出し実行していきます。 その実行のためには人材が必要、というわけで有能な人材を登用していくわけですが その登用の中で自分の身内を露骨に登用した部分もありました。 信西の息子のたちのうち先妻の子たちを実務派官僚に取り立て → これで旧来の院近臣実務系の反感を喰らう また、何をするにも財産が必要というわけで受領にいろいろと財産をださせるわけですが この受領クラスに後妻朝子の子を登用 → これで旧来の院近臣財力奉仕受領系の反感を喰らう この二つで院近臣で自分の地位を脅かされた人々から反感を信西は食らいます。 といっても、院近臣全
