べき‐ろん【べき論】 《「べき」は助動詞「べし」の連体形》義務を果たすこと、理想を実現しなければならないことなどを強く主張する論調。「そうするべき」「こうあるべき」という言い回しから。 (べきろん【べき論】の意味 - 国語辞書 - goo辞書) インターネット上の言説に限れば、「〜べき」という「べき論」に対してネガティブなイメージを持っている人は多いように見える。試しに検索してみても、「良いことがない」「執着」「自分を滅ぼす」「捨てよ!」といった否定的な意見が多い。 しかし一方で、こうした主張もまた「『べき論』はなくす “べき” 」という「べき論」に縛られているように見えなくもない。特に「捨てよ!」なんてタイトルは、そのまま「捨てるべき」に換言してもまったく違和感がないので。上記辞書の意味を借りれば、 “強く主張する論調” は「べき論」と大差ないとも言えそうだ。 そんな「べき論」について、