民主党(当時)選出の元参議院議員で、ゲイであることをオープンにしている松浦大悟さんが話題です。 杉田水脈・衆院議員の発言にかんする『新潮45』8月号への寄稿で注目され、その後、インターネットTV出演、ネット媒体でのロングインタビュー、そして朝日新聞「耕論」寄稿や大阪の朝日放送TV出演で知名度を広げました。 10月26日発売の月刊誌『WiLL』では単独論文で、『Hanada』では文芸評論家、小川榮太郎氏との対談というかたちで、2誌同時に登場しています。 杉田議員「バッシング」やLGBT運動に疑義を呈し、「対話と議論」を掲げて保守の立場からのLGBT運動という主張は、注目を集めています。 「分断社会」の言説の特徴と共通私は、その新潮45の松浦論考に違和感が少なくなかったことから、ファクトチェックと称して当欄で論評しました。 ただ、ゲイがゲイを批判してマジョリティの見せ物になるおそれには、内心忸