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儒教に関するarcade00fire01のブックマーク (4)

  • [書評]江戸の朱子学(土田健次郎): 極東ブログ

    先日、加地伸行の『漢文法基礎』の書評をcakesに書いたおり(参照)、江戸時代における朱子学の歴史をできるさけ最新の知見で、かつ実証的に見直してみたいと思っていた。書『江戸の朱子学(土田健次郎)』(参照)はそうした関心・視点から読んだ。そしてそこからすると、実に簡便に全体が見渡せる良書であり、また今後のこの関連の読書の手引きとなる情報を多く、レファレンスとしても有益だった。 書は、「あとがき」にも書かれているが、「専門家のみに書かれた書でないため」とあるように、一般的な読書人にとっても読みやすいレベルで書かれている。 特に、この関連の分野では実質必読文献である丸山眞男の『日政治思想史研究』(参照)、またその一般向けとも言える『日の思想』(参照)では荻生徂徠に焦点がとなりゆえに同時代性パースペクティブが失われがちだが、書ではこれに同じく国学の居宣長なども含め、江戸時代における朱

    [書評]江戸の朱子学(土田健次郎): 極東ブログ
  • consigliere on Twitter: "「〇経」については、『全訳漢辞海』の「群経」表が一覧できて便利ですね!(第3版では1652頁) http://t.co/Fv5XvtyocW"

  • 「五経」入門でも「六経」 - Cask Strength

    五経入門―中国古典の世界 (研文選書) 作者: 野間文史出版社/メーカー: 研文出版発売日: 2014/03/20メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る twitterでフォローしている方の情報で刊行を知りました。まだ1/3も読み通していないのですが、わかりやすさを旨とした記述でして、また、章末の参考文献一覧は「テキスト」「翻訳書」「概説書」「専門書」に分類して詳しく紹介しており、一歩先の勉強に踏み出す気分に誘う優れた入門書だと感じました。 ただ、不思議なのは(ツイートもしましたけど)57頁の記述でして、 ・・・書『中国古典の世界』が伝承文献としての『易』の概説書でもあるということもあって、「帛書易経」についてはほとんど言及しない。 「中国古典の世界」は書の副題です。しかし、この書きぶりからすると、刊行直前まで「中国古典の世界」こそが書の主題であって、何らかの理由で

    「五経」入門でも「六経」 - Cask Strength
  • 林羅山評伝: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 ミネルヴァ書房の日評伝選シリーズの1冊として鈴木健一さんの『林羅山』(2012年11月)が刊行された。羅山といえば、徳川時代の思想基盤を作った儒学者というイメージだが、権力の中枢にいた人間ということもあって、思想家としての評価は芳しくはない。しかし、近世文学に与えた影響は甚大であること、著の中でも縷々説明されるとおり。『雨月物語』だって羅山著書との関わりが指摘されている。 今回の鈴木さんのは、羅山に暖かい眼差しを注ぎつつ叙述されている。向学心と名誉欲のバランスのとれ

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