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ブックマーク / dlit.hatenadiary.com (8)

  • 【便乗】日本語の活用と「過去形」(解説なし、宣伝のみ) - 誰がログ

    どうも、ラッスンゴレライを思い出そうとしてもどうしてもあるある探検隊が出てきてしまうぐらいにはおっさんの日語の研究者です。 さて、下記のエントリのタイトルと内容が最近自分がやっていることと近くて一瞬どきっとしてしまいました。この辺りの話、見方によっては古典的も古典的な問題で、書き出すときりがないのですが(関係する話や概念・用語を整理するだけでたいへん)、一部現代的にも色々面白い問題を含んでいると思ってやっています。というか活用研究などしている以上、いつまでも逃げてばかりはいられず… 日語の活用に"過去形"は無い - 殴る壁 ちょうど良いので?便乗して宣伝を二つばかり。 テンス・アスペクトの論文集を作っています 昨年度の日語文法学会でやったパネルセッションもその絡みだったのですが、 2014年後半戦の出没予定(学会とか) - 思索の海 テンス・アスペクトをテーマにした論文集(全4巻)を

    【便乗】日本語の活用と「過去形」(解説なし、宣伝のみ) - 誰がログ
  • 文化庁の2013年度「国語に関する世論調査」の造語関連についてちょっとだけ(読書案内もあるよ) - 誰がログ

    はじめに 文化庁による2013年度の「国語に関する世論調査」の結果が公表された。 下記の記事をはじめ、今回は「造語」が取り上げられたことに注目が集まっているようなので、日語(主に語形成)研究の観点から関連しそうなことを適当に書いておこうと思う。結論は特にないです。 「事故る」「パニクる」5割使う 文化庁が造語初調査 :日経済新聞 なお、調査結果の全文は以下のページから読むことができる。 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/index.html 専門用語についても解説を付けようかと思ったけれどかなり冗長になってしまうので断念した。興味のある方は調べるか、紹介している各書籍を読んでもらえると嬉しい。 また、僕の「正しい言葉づかい」に関する考え方については、下記のエントリとそこで紹介されてるものを参考にしてください。 2011/

    文化庁の2013年度「国語に関する世論調査」の造語関連についてちょっとだけ(読書案内もあるよ) - 誰がログ
  • 【宣伝】『日本語動詞文型用例辞典』がweb公開されました - 誰がログ

    庭三郎氏、野田時寛氏作成の『日語動詞文型用例辞典』、以前某ルートから冊子版を手に入れたのですが、このたびweb公開されたそうでです。教えていただきましたので宣伝を(ちなみに私は作成には全く関わっていません)。 日語動詞文型用例辞典 まえがきには このは、日教育のために、現代日語の動詞の用例を文型別にまとめ、かんたんな意味用法の解説をつけた動詞辞典です。 まえがき とシンプルな説明になっていますが、トップページをざっと見てもらうだけでも分かるように多種多様な動詞をカバーしており、日語研究の観点から見ても大変興味深い辞典になっています。 一つの動詞に関する情報を掘り下げた動詞のデータベースとしては、国立国語研究所の「基動詞ハンドブック」プロジェクトに期待が高まるところですが、 基動詞ハンドブック そちらと合わせて、動詞の研究者だけでなく、広く日語の研究(&教育)に携わる者に

    【宣伝】『日本語動詞文型用例辞典』がweb公開されました - 誰がログ
  • 『日本語に主語はいらない』に突っ込む:寄道(6)三上章『象は鼻が長い』の表紙の話(+おまけ) - 誰がログ

    このシリーズはもう新しい話を書くつもりは(今のところ)ないのですが、三上章絡みの話なので、一応シリーズに入れておきます。 金谷武洋『日語に主語はいらない』批判記事一覧 - 思索の海 『象は鼻が長い』初版の表紙の話 ツイッターで これ誰かが書評か解説文かなんかで指摘してたんですが忘れました… QT @asaokitan: 『象ハ鼻ガ長イ』、意図があってハが半分色が変えてあることを見過ごしていた(顔見て知った) URL 2014-03-18 12:00:26 via Tween to @asaokitan というやりとりがありまして(表紙の写真は発言の最後に付いている"URL"のリンクから見れます)、どこに書いてあったのか思い出せなかったのでちょっと調べてきました。『続・現代語法序説』の川茂雄氏による「序」にありました。 のカバーの署名の印刷に象ハ鼻ガ長イ*1とあって、「ハ」を二つに

    『日本語に主語はいらない』に突っ込む:寄道(6)三上章『象は鼻が長い』の表紙の話(+おまけ) - 誰がログ
  • ネタ論文「「ヒャダイン」の消失についての形態論的一考察」をpdfで公開します - 誰がログ

    下記のエントリで宣伝した「ドラゴンクエスト」呪文名研究シリーズ第二弾になる標記の論文をpdfファイルの形で公開します。 呪文名研究シリーズの「ヒャダイン」についての論考が出ます(紙で) - 誰がログ 上のエントリにも書いてありますが、SJLL (Semiannual Journal of Languages and Linguistics) vol.1 (in コミケ84)に寄稿したものです。 dlit.2013.SJLL1.Hyadain.pdf - Google ドライブ なお、投稿原稿を僕がpdf化したものなので実際に公刊されたものとは細部が異なる可能性があります。 SJLL vol.2についても今年の冬コミに向けて準備が進んでいるようですのでお楽しみに。一応また何か書く予定です。時間あるのかな… 参考 【研究ノート】「ドラゴンクエスト」シリーズにおける呪文名の形態論的記述に向けて

    ネタ論文「「ヒャダイン」の消失についての形態論的一考察」をpdfで公開します - 誰がログ
  • 【紹介】日本語学会2012年度春期大会シンポジウム「グローバル市民社会の日本語学」の各講演が文章化されています - 誰がログ

    シンポジウムの感想は以前書きました。 日語学会2012年度春期大会シンポジウム「グローバル市民社会の日語学」雑感 - 思索の海 このシンポジウムの報告という形で出ているのではなく、雑誌『日語学』2012年11月号の特集「人生のための言語学」に収録されていて、わかりにくくというか気付きにくくなっています。 雑誌『日語学』 2012年11月号 - 明治書院 ただ、雑誌『日語学』に掲載されているということもあって、専門家でなくてもそれなりに読める内容になっているのではないかと思います。「日語の正しさ」や「外来語言い換え」、国語教育など一般的にも関心の高いテーマを扱っていますので、ざっとでも見てみると面白いのではないでしょうか。 当は書店に並んでいる時期に紹介できれば良かったのですが気付くのが遅れました。すみません。 目次紹介 レビューするとなるとまた紹介が遅れてしまいますので、目次

    【紹介】日本語学会2012年度春期大会シンポジウム「グローバル市民社会の日本語学」の各講演が文章化されています - 誰がログ
  • 日本語学会2013年度春季大会(於大阪大学)今さら雑感 - 誰がログ

    体調を崩壊させて言語学会@茨城大に参加できなかった代わりと言ってはなんですがすでにあやふやになりつつある記憶を頼りにちょっと雑感。どちらかというと印象の話が多めです。 余談だけど予稿集の表紙にタイムスケジュール&会場の情報、裏表紙に会場の地図が印刷してあるのは素晴らしいアイディアだと思った。予稿集を開きながら、時にページをめくりつつ歩き回るの大変だよね。 なお、プログラムは以下を参照。 http://www.jpling.gr.jp/taikai/2013a/2013a_program.html シンポジウム「話し言葉と書き言葉の接点」 定延利之「話し言葉が好む複雑な構造―きもち欠乏症を中心に」 面白いコントラスト・言語現象も出てきたが、「きもち」がどういうものなのか、それが言語(表現)とどのように関係しているのかについての説明が少なく、かなりもやっとした。特に形態を中心に文法を考えている

    日本語学会2013年度春季大会(於大阪大学)今さら雑感 - 誰がログ
  • 水からの伝言関連記事 - 誰がログ

    おすすめ 2020年に書いた改訂版です。2007年に書いた元の記事の解説・表現を見直して内容を絞り,少し読書案内を付けました。 dlit.hatenadiary.com そのほか 「水からの伝言」に言語学の立場から反論する:最初に書いた言語学的な見地からの水伝への批判記事です。当時の背景なども書いているので長いです。 水に答えを聞く前に:批判の主張だけ抜き出して自然科学的な議論との関係などについて簡潔に述べてあります。上の記事を読んでもいまいち消化し切れなかった方の理解の助けになるかもしれません。 水伝の検証(反証)可能性について - 誰がログ:水伝の検証(反証)可能性について一つ上の記事よりもう少し詳しく書いてあります。 追記(2014/11/10) 関連する話題については、下記のカテゴリー内の記事でも書いています。 ニセ科学 カテゴリーの記事一覧 - 誰がログ 専門家と素人 カテゴリー

    水からの伝言関連記事 - 誰がログ
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