中国と韓国が北朝鮮を崩壊させる戦略に転換～石油の供給を停止：日経ビジネスオンライン
日本と北朝鮮は明日、7月1日、外務省局長級の協議を北京で行う。同月3～4日には、中国と韓国がソウルで首脳会談を開く。これらはいずれも、中朝関係が最悪の状態にあることを示すものだ。 中国の習近平国家主席は、金正恩第1書記とはまだ一度も会談しないのに、朴槿恵大統領とは頻繁に会っている。これはあからさまな、北朝鮮崩壊戦略と言える。追いつめられた北朝鮮は、日朝関係改善に転じた。1日の日朝交渉は、中韓首脳会談へのあてつけとして、その直前に北京で行うものだ。「中国がだめでも、日本がある」と、中国にみせつける。金第1書記は、中国に捨てられたために、拉致問題を解決する覚悟を決めた。 習国家主席は張成沢粛正を知らなかった 中国が北朝鮮を見捨てると決めるに至った発端は、米国のジョー・バイデン副大統領の訪中だった。昨年12月4日、北京の人民大会堂で中国の習国家主席と、バイデン米副大統領が会談した。会談の詳細な内
北朝鮮で拘束の米男性、教化所で服役開始
（ＣＮＮ） 北朝鮮の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）は１５日、北朝鮮で拘束され強制労働の刑を言い渡された韓国系米国人のペ・ジュンホ（米国名ケネス・ベ）さんが、「特別教化所」に入って服役を始めたと伝えた。 ペ氏は昨年１１月、北朝鮮北東部の羅先で拘束され、体制の転覆を図ったとして罪に問われた。４月末に１５年の労働教化刑を言い渡されていた。 ＫＣＮＡは教化所の詳細に言及していない。北朝鮮は過酷な刑罰制度で知られ、人権団体によると、各地の収容施設で政治犯ら計およそ２０万人が服役中と推定される。 ペ氏の家族らは、同氏が自身の経営する旅行会社の仕事で北朝鮮を訪れていたと主張。米政府は北朝鮮に、ペ氏の恩赦を繰り返し求めてきた。７日には米プロバスケットボール（ＮＢＡ）のデニス・ロッドマン選手が改めて釈放を呼び掛けていた。
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