まずは某所で書く予定だった原稿をそのまま掲載します。 「フットボールと愛国 -ぷちナショナリズムからレイシズムへ」 いつも異様な熱気とともになぜだか荒廃した雰囲気を感じさせる歌舞伎町の裏通りを抜け職安通りへ。新大久保へ向かう。目の前には、ワールドカップの時期、韓国の試合のパブリックビューイング会場となる高級焼肉店がある。隣接するのは韓流アイドルの小さなライブハウス。昼間からおっかけと思しき女のコたちがおしゃべりして群がっている。そこを過ぎると韓流好きの女性の観光地となった通称「イケメン通り」となる。ひなびたラブホテル街だった昔が信じられないぐらいにたくさんの女性が行きかう。韓国の流行のスイーツが店先で売られている姿は、まるでちょっとした原宿のようだ。 「朝鮮人を絞め殺せー」「キムチ食ったら死ぬぞ!」「クソチョン死ね!」「朝鮮人は在日特権でぬくぬくとしてます!」 K-POPの音楽をかき消すよ