松喬さんが、なくなって10日。あっという間の出来事に まだ信じられない気持ちで一杯です。生前は、松喬さんの落語を愛して下さって 又 病気で萎える気持ちを支えて下さいまして本当に有難うございました。 通夜の日の夜遅く、真言宗のご住職が、お経をあげて下さいました。そしてその後「師匠は 完全燃焼しはりました。やり残した事 悔いは 何にもありません。人が、一生かかってもできないことを 完全にやり遂げはりました。見事な生き方です。お疲れ様でしたと言って送ってあげてください」その言葉を聞き 私たち家族は 少し心が楽になり 告別式 初七日を終えることができました。でも日が経つにつれ 松喬としては 見事に生き抜いたかもしれませんが、高田敏信としては、もっと生きて欲しかったし 生きてくれる 絶対治ると私は信じていました。「食べたら良くなるから ちょっとでいいから食べて」と食べられない松喬さんを追い詰めていた