末期の肝臓がんと闘病中で、今月21日の独演会を中止した落語家・笑福亭松喬(62)に関して、弟子の笑福亭生喬(44)が22日、大阪市内で取材に応じ、松喬の容態について説明した。 生喬は「師匠は食事をとってはいるんですが、暑さで食欲が落ちているのが原因でして」と、夏場の食欲低下で体力が落ちている状況を説明。現在は自宅で医師の往診を受け、点滴などを行っているという。 27日に大阪市内で予定している落語会出演は、めどが立っていないという。 また、同じく弟子の笑福亭三喬(52)は、大阪・道頓堀に復活オープンする劇場「道頓堀角座」で毎週月曜日に行われることになった落語会「月夜はなしの会」の発表会見に出席。29日のこけら落としの同落語会には、松喬も出演予定で、三喬は「師匠も、なんとか思い出のある角座のために、出演したいとがんばっております」と語った。