SNSの最大手であるミクシィ(mixi)の新しい利用規約が問題となっている。ユーザーが投稿した日記などの著作者人格権の不行使を求める条文があり、「勝手に商品化される」などの懸念が広がっているのだ。ミクシィ側は「新サービスを行う上でのトラブルを防ぐため」とする一方、「規約の変更もありうる」と弱気な姿勢も見せている。一体どうなる? 日記などへの「著作者人格権不行使」求める 問題となっているのは、ミクシィが4月1日から改定を予定している新規約の第18条「日記等の情報の使用許諾等」の条文で、以下のような2項で構成されている。 1. 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 2. ユーザーは、弊社に対し
グリーンピースのゴムボートが補給船「オリエンタル・ブルーバード」側のフェンダーのワイヤーに絡まり、非常に危険な状態を発生させた=(財)日本鯨類研究所 提供 水産庁に入った連絡によると、22日午前9時半ごろ、南極海で日本の調査捕鯨母船「日新丸」が補給船から給油を受けようとしたところ、環境保護団体「グリーンピース」が両船の間に大型ゴムボートを割り込ませる妨害行為を行った。 日新丸はグリーンピースに対し、警告を行ったが、妨害を強行。ゴムボートが一時、補給船の緩衝用ブイのワイヤに絡まる危険な状態になった。ワイヤはまもなく補給船側の乗組員らがゴムボートから取り外し、両船ともけが人はなかった。この後、給油は継続された。 グリーンピースは大型ゴムボートのほかに、妨害行為を撮影するため、メンバーが乗り込んだ別のボートの計2隻約8人で、日新丸と補給船に近づいてきたという。 日本の調査捕鯨をめぐっては、反捕鯨
多くの博物館群から構成され、1億4200万点もの収集物を保持しているかの有名なスミソニアン博物館が運営しているのがこの「Smithsonian Images」というサイト。その名の通り、スミソニアン博物館の所蔵する収集物の画像を閲覧することができ、さらにそれらすべてについて無料でダウンロードすることが可能。ダウンロードした画像は個人および非商用に限って利用することが可能なので、自分のサイトに画像を使いたいという場合にはかなりお役立ちです。 詳細は以下から。 Smithsonian Images: Digital Photography, Printed Pictures, Historic Images, and E-Cards かなりの数のカテゴリに分類されており、以下のページから全カテゴリを閲覧することができます。 Categories ページ自体には簡単な検索窓が用意されているので、
Webアプリケーションのぜい弱性がなかなかなくならない。メディアなどでも盛んに取り上げられているにもかかわらず,である。特に,セッション管理がからむアプリケーションのぜい弱性には,気付かないことが多い。具体的には「クロスサイト・リクエスト・フォージェリ」(CSRF),「セッション・フィクセーション」などである。これらはクロスサイト・スクリプティング,SQLインジェクションといった比較的メジャーなぜい弱性に比べて認知度が低く,対策も進んでいない。 原因の一つは,アプリケーションの開発者が原因を正しく理解していないこと。CSRFやセッション・フィクセーションについて言えば,セッション管理に使うクッキー(cookie)の動作を理解していないと対策が難しい。ところが最近の開発環境では,セッション管理の仕組みが隠ぺいされているため,必ずしもこの知識は要求されない。こうした開発者は容易にはぜい弱性に気
米ポトマック川、雄のコクチバスが「ほぼ100%雌雄同体化」 2008年3月 3日 環境 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Photo: Josh Gross 米国の首都ワシントン市とバージニア州との境を流れるポトマック川流域のさまざまな場所で、雄のコクチバスのほぼすべてが雌雄同体化している。 米国地質調査所の研究者が『Journal of Aquatic Animal Health』に発表したこの事実は、人間の活動による汚染を原因とする生理学的な機能異常の、これまでで最も明確な証拠だ。さらに困ったことに、魚を雌化させたと思われるのと同じ化学物質が、人間の飲料水に含まれている。 水質汚染による魚の雌雄同体化という話題そのものは、何年も前から報告されており、もはやニュースとしての目新しさはない。私がRSSフィードで最初にAP通信の記事の見出しと1段落を見たときも、ち
『プリウス』キラーになるか 『Golf』ディーゼル・ハイブリッド 2008年3月 4日 環境 コメント: トラックバック (0) Chuck Squatriglia 『Geneva Motor Show』(3月6〜16日)については先日お伝えした(英文記事)が、そこで発表される予定の独Volkswagen(VW)社の『Golf』ディーゼル・ハイブリッドモデルについて、さらに詳しい情報と写真が手に入った。なかなか印象的な車のようだ。 ドイツのサイト『Auto Bild』を『Google』で翻訳したものによると、将来の『プリウスキラーになる可能性を秘めたこの『Golf TDI Hybrid』は、74馬力の3気筒TDIエンジン――『Autoblog』は、VW社が『Polo BlueMotion』で採用した1.4リッターモデルだとしている――と、27馬力の電気モーターを併用。7速のダブルクラッチ『
動画:理論で立ち上がる「起き上がりこぼし」 2008年3月 4日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso 一流の数学者と科学者がチームを組み、他に類を見ない、興味深い平衡特性をもった立体の作成に取り組んだ――そして出来上がったのは、一見ただの石ころのようなものだった。 それが上の写真の『Gomboc』だ。無論、おしゃれな石のペーパーウェイトなどとはわけが違う。Gombocは、どのように動かしても、またどの面を下にして置いても、必ずひとりでに起き上がる立体なのだ[起き上がりこぼしのように中におもりが入っていず、均質な立体]。 『ワイアード・ニュース』にゲームコラムなどを寄稿しているClive Thompson氏は、これを2007年のベストアイディアの1つとして『The New York Times Magazine』誌で取り上げた。 Gombo
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
道路特定財源の行方はあまりに奥が深い。一言で言えば「融通無碍」というしかない。予算委員会での審議が大詰めになる中で、道路特定財源の使途をひとつひとつ調べている。すると、昨日の『日刊ゲンダイ』が報道した道路特定財源を原資とした国土交通省の融資事業から、愛知県名古屋市に地上12階建てのパチンコビルに15億円が貸し出されていることを伝えている。まったく驚くしかないが、天下り財団法人『道路開発振興センター』が「道路開発資金」という貸付制度を通して寺院の不動産ビジネスに融資されたようだ。記事をここに引用することにしよう。 『日刊ゲンダイ』2月28日配信 想像を絶する道路役人のデタラメだ。天下り先でガソリン税を元手にカネ貸しビジネスを展開。坊主に融資した巨額の血税は“パチンコビル”に化けてしまった。 名古屋市中区の大須商店街で、ひときわ目を引く巨大なビル群。地上12階建て、総敷地面積約7000平方メー
京都大学構内に現れた「それいけ!アンパンマン」のキャラクターの像。作者不明のこの像について、著作権者が撤去を要請せず、大学も黙認。“粋な計らい”がネットで話題になっている。 「折田先生」。同大吉田キャンパス(左京区)の一角に現れる像(張りぼて)はこう呼ばれる。作者不詳、いつ誰が置いたのかも不明──ながら、京大生に親しまれてきた。ここ最近は毎年2月下旬ごろに現れ、受験生を励ます“季節の風物詩”だ。 今年はアンパンマンに登場するキャラクター「てんどんまん」の像が登場。「京大に愛と勇気だけの学風を築くために多大な功績を残した」などという文章も添えられている。 これを取り上げたのが、2月25日の京都新聞。Web版を通じてネットでも話題になったが、これがちょっとした騒動になった。 経緯を説明した同大サイトによると、「あまりに出来映えが良かったのか」(同大)、アンパンマンの著作権を管理している会社から
日本の映像産業は、テレビへの依存度、正確には地上波放送への依存度が高い。総務省の調査によれば、国内で制作される映像コンテンツのうち、時間にして約92%が放送によって消費されている。 ところがこのうち、DVDやネットなどで二次利用されるのは、わずか8%にしか過ぎない。多くの番組が、一次流通である放送で終わってしまっているわけである。ここまで二次利用が進まないのは、権利処理が複雑だから、という意見がある。 主にこの意見を主張しているのは、放送局だ。著作権は局が持っているにしても、出演者など実演家の権利、音楽使用料など、さまざまな処理が必要になる。処理とは言うが、要するに誰にいくら払うかという話である。 音楽使用料に関しては比較的話が早い。JASRACがネットでの二次利用の音楽使用料ガイドラインを提示しているからだ。何かの批判の多いJASRACだが、どんぶり勘定でもとりあえず金さえ払えば文句を言
「著作権制度が想定していない状況に直面し、右往左往している」――東京大学の中山信弘教授が2月29日、「著作権リフォーム」をテーマにしたデジタルコンテンツ協会のシンポジウムで講演した。一般ユーザーが創作し、ネットで著作物を発表する現代に、プロを前提にした著作権制度が対応できなくなっていると指摘。著作物の流通を円滑化するための改革の必要性や、著作物を独占せず、広く共有しようという「コモンズ」の考え方などを紹介した。 中山教授は著作権法学界の第一人者で、政府の知的財産戦略本部の構成員や、文化庁傘下の文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会の座長、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事長も務める。約20分の短時間に詰め込まれた濃い内容と問題提起に、参加者は聴き入った。 19世紀の前提が時代に合わない 「19世紀の状況を前提にして構築された著作権制度が、インターネットの発展でとてつもなく大きな問題
読売新聞社の報道によると、プロバイダの約4割が通信速度確保のために動画共有サービスなどのヘビーユーザーの帯域を制限していることが明らかになったそうです。 また、帯域制限の導入を検討しているプロバイダもいることから、この流れはこれから先も広がっていくとみられる模様。 詳細は以下から。 接続業者の4割、「ネット渋滞」対策で通信量制限 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) この記事によると、ヘビーユーザーによる大量のデータ通信などによってトラフィックが増大し、ネットワーク全体の通信速度が遅くなる「ネット渋滞」を緩和するために、プロバイダの約4割がヘビーユーザーの帯域を制限していることが明らかになったそうです。 これは動画共有サービスなどの利用で、長時間大量のデータをやりとりするユーザーによって通信量が増加したことに対して、回線などの整備が追いついていな
三菱電機は3月3日、携帯電話事業から撤退すると発表した。今後は通信業界やセキュリティなどのB2B向け事業などに注力するとしている。 同社では現在NTTドコモ向けに販売している端末(D905i、D705iなど)を最後に、新規端末の開発、製造、販売を終了する。なお、これまでに販売した携帯電話端末のアフターサービスや電池パック「D06」の回収は継続する。撤退の理由について、携帯電話市場の成熟化やニーズの多様化に伴う販売台数の減少で業績改善が難しくなったからとしている。 同社は1983年に旧電電公社(現NTTグループ)へ自動車電話を納入したのを皮切りに、約25年間携帯電話事業を展開しており、2007年度は約210万台を出荷する見込みだった。 同事業部門には約600人が在籍している。今後は、NGN(次世代ネットワーク)や携帯電話基地局などの通信システム、セキュリティ、カーエレクトロニクス、FA(工場
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