夏の参院選宮城選挙区(改選数2)で、民主党宮城県連は14日、2人目の候補者として、新人で介護ジャーナリストの伊藤弘美氏(35)を擁立することを決めた。同選挙区で民主党は現職で3選を目指す桜井充氏(53)の擁立を決めており、2議席独占を目指す。 伊藤氏は東京都出身。都立九段高卒、武蔵野音大音楽部声楽科中退。2002年に介護用品メーカーを設立し、社長を務めている。岩沼市に母親の実家がある。 伊藤氏は取材に対し、「責任の重さに身が引き締まる。県民の皆さんに、熱い思いを届けることができるよう取り組みたい。介護や教育など国民の生活に直結した政策を実現できるよう頑張りたい」と話した。 伊藤氏は党県連が実施した候補者公募に応じた。14日の県連常任幹事会で、最終選考に残った4人について投票が行われ、伊藤氏が選ばれた。 宮城選挙区で、民主党が複数の公認候補を擁立するのは初めて。15日に党本部に公認申