鳩山首相に議員辞職を促された民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)について、同党北海道(道連)は、菅新首相のもとで16日までの今国会の会期が延長された場合でも、閉会後に議員辞職する方向で調整していることが4日、分かった。 道連は「会期中は議員の職を全うする」として、従来の方針を変える必要はないとしており、道5区の補欠選挙は10月24日投票となる公算が大きい。 北海道教職員組合(北教組)による違法献金事件で14日に陣営幹部の有罪判決が出た場合、小林氏は議員辞職を表明する予定。ただ、辞職届を提出するのは、かかわってきた法案の行方を見届けた上で行いたいという。開会中に辞職すると、参院選と同日選になるが、道連は2人の公認候補予定者を抱えており、「補選まで手が回らない」(党関係者)といい、小林氏の判断に影響しているとみられる。
昨年8月の衆院選で当選した民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=陣営が、北海道教職員組合(北教組)側から1600万円の違法な選挙資金を受け取ったとされる事件で、小林氏陣営の選対委員長を務めた北教組幹部らが授受にかかわった疑いが強まったとして、札幌地検は1日、現職の委員長代理ら4人を政治資金規正法違反(企業・団体献金の禁止)の容疑で逮捕した。 関係者によると、北教組幹部らは2008〜09年、小林氏陣営の会計担当者に依頼され、北教組内部で工面した資金から400万円ずつ4回、計1600万円を不正に小林氏陣営に提供した疑いがもたれている。 資金は、北教組幹部が会計担当者に現金で手渡したとされる。この会計担当者は朝日新聞の取材に「表に出せない金と分かっていたので、(帳簿に)意図的に記載しなかった」などと資金の受領や違法性の認識を認めていた。 小林氏陣営は08年9月に総選挙向けの事務所
■引退の峰崎氏、道連批判 民主党北海道(道連)は23日の定期大会で、夏の参院選道選挙区(改選数2)にテレビリポーター徳永エリ氏(48)と札幌市議・藤川雅司氏(53)を公認候補として擁立することを承認した。藤川氏はその後の記者会見で「国民の負託に応える仕事をしたい」と立候補を表明した。徳永氏はすでに表明している。 一方、道連の方針で引退する3期目の現職・峰崎直樹財務副大臣(65)は大会で「3期18年で交代という考え方はやめるべきではないか。80歳近くになっても立候補する方もいる。年齢による差別は感心しない」と不満を表明した。藤川氏と同席した会見でも「機械的に適用していいのか」と道連を批判。比例区に転身する可能性については「ない」と否定した。
峰崎財務副大臣が引退へ=参院選、後継に新人擁立−民主道連 峰崎財務副大臣が引退へ=参院選、後継に新人擁立−民主道連 民主党の峰崎直樹財務副大臣(65)=参院北海道選挙区=は21日、夏の参院選に出馬せず、今期限りで引退することを決めた。党北海道連の佐野法充幹事長が同日、道連で記者会見し、明らかにした。 佐野氏によると、峰崎氏は都内で三井辨雄道連代表らと会談し、参院選不出馬の意向を表明。三井氏らは、札幌市議で新人の藤川雅司氏(53)を後継として擁立する方針を説明し、峰崎氏も了承した。峰崎氏は「予算委員会の最中であり、(不出馬の)正式表明は後日にしたい」としている。 道連は同選挙区の2議席独占を目指し、新人でテレビリポーターの徳永エリ氏(48)の擁立を既に決めている。 (2010/01/21-19:11)
民主党北海道が、来年夏の参院選道選挙区(改選数2)の候補者選びで、札幌市在住の40代の女性経営者に出馬を打診していることが29日分かった。本人は態度を保留しているという。 民主党北海道は同日の連合北海道、北海道農民政治力会議との3団体でつくる政権戦略会議で、擁立を目指す2人の候補のうち1人を女性経営者に絞り込み、党公認で出馬するよう要請したことを明らかにした。 女性は札幌市出身で、会社経営のほか、がん治療に関するボランティアや、映像関連の仕事など幅広い活動を行っているという。年明けに民主党北海道幹部が再度本人と会い意向を確認する方針で、佐野法充幹事長は同日、「(本人が出馬に)前向きだととらえている」と述べた。 もう1人の候補について、民主党北海道は現職の峰崎直樹財務副大臣(65)は擁立しない方針で、党本部の公募に応募した道内出身者など数人の中から、年明けにさらに絞り込むという。
新党大地の鈴木宗男代表は29日、美唄市で開かれた党の会合で講演し、来年夏の参院選道選挙区(改選数2)で4選に意欲をみせている民主党の峰崎直樹財務副大臣(65)について「峰崎さんが出たのでは二つは取れない」と述べた。大地は民主と協力して2議席独占をめざすが、賛否両論がある峰崎氏の続投に否定的な考えを示したものだ。 鈴木氏は「峰崎さんは3期18年やれば十分役割を果たした。後進に譲るのが政党政治家の責任だ」と語った。 2007年の前回参院選で民主は公認候補のほか、無所属で立候補した大地副代表を推薦(落選)。両党は今年8月の総選挙でも連携し、成果を上げている。 次の参院選でも協力するが、大地は候補者を出さず、民主を支援する方針だ。ただ、鈴木氏は取材に対し、「候補者がどうしてもいなければ、私の方で提示することになっている」と話した。 また、鈴木氏は会合の中で、総選挙の比例道ブロックで落選した
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