「在特会の街宣は人種差別」、京都地裁、学校周辺での街宣禁止と賠償命じる 2013年10月08日 13:29 民族教育 京都朝鮮第1初級学校(当時)の周辺で「在日特権を許さない市民の会(在特会)」メンバーらが街宣活動し、差別的な発言を繰り返して授業を妨害した事件の訴訟で、京都地裁(橋詰均裁判長)は7日、在特会の「街宣活動」は「(日本も加入する)人種差別撤廃条約で禁止した人種差別に当たり、違法だ」とし、学校周辺での街宣活動の禁止と、1226万円の損害賠償の支払いを命じる判決を下した。 2009年12月に起きた同事件は、在特会のメンバーらが京都第1初級の生徒・児童たちに拡声器で「日本からたたき出せ」「スパイの子ども」などと差別的な罵声を浴びせ続け、大音量の街宣活動を行ったもの。当時、授業をはじめ学校での活動が中断され、生徒・児童たちは被告らの怒号におびえていた。学校側は中止を求めたが、街宣活動は