自民党の二階俊博幹事長は30日、産経新聞の単独インタビューに応じ、党の外交方針として「日米関係が基軸であることは間違いない。中国や他の国々とも仲良くしていく」と語った。延期されている中国の習近平国家主席の国賓来日については「反対する人もいるが、賛成する人も多くいる。国益を中心に考えるべきだ」と述べた。 また、新型コロナウイルスの収束を見極めた上で、米国などとの議員外交を積極的に展開する考えも示した。「自民党議員を5~10人一組にし、それぞれの国に派遣したい」と語った。 菅義偉(すが・よしひで)政権については「上々のスタートだ。誠実で信頼のおける人間性、その点において国民の大きな支持が集まっている。長期政権になる可能性は十分にある」と期待を込めた。「党はしっかり新首相を支える」とも述べた。 憲法改正の実現に向けては「国会の中で議論を巻き起こし、国民の了解を得ながら前に前に進めていくことが大事
最近の米中関係で画期的なできことは、ポンペオ国務長官が7月23日にニクソン米大統領図書館でおこなった演説である。彼は、習近平主席は全体主義者だとか、中国は専制支配を世界に広げているとかと、外交官らしからぬ言葉で中国を痛烈に攻撃し、ニクソン大統領以来の対中「関与政策」すなわち中国の民主化を期待する政策との決別を宣言した。 2年前の2018年、ペンス副大統領が貿易や人権、軍事を網羅した激しい対中国批判を行って世界を驚かせたが、その後のトランプ大統領の対中外交は貿易と通貨問題に重点を置き、かならずしもペンス路線を実行しなかった。ところが、ポンペオ国務長官は、これまで触れなかった軍事、人権問題をめぐり、ペンス演説を上回る強硬な対中国非難をおこなったのである。 ことはポンペオ演説の通り進み、演説の翌7月24日、トランプ政権はヒューストンの中国総領事館の閉鎖を決定し、習近平政権も27日成都の米総領事館
政府与野党連絡会議で発言する公明党・山口那津男代表(中央)。手前は自民党・二階俊博幹事長=7日午後、首相官邸(春名中撮影) 公明党の山口那津男代表は7日、中国による香港への統制強化が進む中で、習近平国家主席の国賓来日の中止を求める意見が自民党内で出ていることに対し、予定通り来日準備を進めるべきとの考えを示した。「歴史的、大局的な観点で(来日を)推進していくべきだ」と述べた。首相官邸で記者団に語った。 山口氏は、国賓来日は「(日中の)首脳の往来を重ねて関係を強化していこうという流れの一環だ」と指摘。両国とも新型コロナウイルス対策にあたっている現状を踏まえ「具体的日程を調整できる状況にはない」としながらも、「来日が実現できるような環境を両国ともに努力し、前進を図るべきだ」と述べた。
文化交流で凍りついた日中関係をほぐす ―― 二階議員は10月下旬に中国を訪問し、31日には劉延東副首相と隣席でNHK交響楽団(N響)の北京公演を鑑賞したと報じられています。この北京公演は二階議員の尽力によるものだと聞いています。 二階 今回の北京公演に先だち、N響は2014年6月に韓国でも演奏会を行っています。この公演を開催するために一生懸命やっておられたのが、韓国のアシアナ航空の朴三求会長です。私は朴会長から「日韓が共同してN響を開催できないだろうかと考えているのだが、いかがでしょうか」と相談を受けたので、「それは素晴らしいことです」と応じ、安倍総理にもお願いをして、日韓共同主催による韓国公演を実現させました。 この公演を鑑賞した際には、私の右隣に韓国の観光大臣、左隣に元内閣総理大臣のご夫妻が座っておられました。演奏の合間合間に色々とお話をしましたが、この興奮ぶり、感激ぶりは一体何なんだ
日本をしばらくお留守にしていたら、ちょっと面白い報道がありました。bous-simotukareさんがコメント欄でご紹介してくださったNHKの記事(魚拓)を引用します。 >「尖閣は現状維持で合意」機密解除の英記録 沖縄県の尖閣諸島を巡り、昭和57年、当時の鈴木善幸総理大臣がイギリスのサッチャー首相と会談した際、「中国との間で現状を維持することで合意し、問題は実質的に棚上げされたとサッチャー首相に伝えた」とイギリス側が記録していたことが明らかになりました。 これは昭和57年9月に当時の鈴木善幸総理大臣が来日したサッチャー首相と会談した際の内容をイギリス政府が記録したもので30日、機密解除されました。 それによりますと、鈴木総理大臣は沖縄県の尖閣諸島について、みずからが中国の当時の最高実力者※トウ小平氏と会談した経験を紹介し、「日中両政府は大きな共通の利益に基づいて協力し、詳細についての違いは
太陽節記念・日朝友好の集い 2014年04月18日 13:36 主要ニュース 朝鮮半島 主席と交わした信義受け継ぎ、国交正常化を 金日成主席生誕102周年に際して、太陽節記念・日朝友好の集い(主催=同実行委員会)が16日、中野サンプラザ(東京)で開かれた。 集いには、実行委員会の金丸信吾委員長(金丸信・元自民党副総裁の政務秘書)、野中広務・元内閣官房長官、朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会の日森文尋議長、デヴィ・スカルノ夫人など日本各地で朝・日国交正常化と友好親善活動に携わっている各界の日本人士、総聯中央の南昇祐副議長、徐忠彦・国際統一局長をはじめとする活動家と同胞ら約170人が参加した。 はじめに、金日成主席が生前に日本の著名な各界人士と会見した映像と、朝鮮労働党、自民党、社会党(当時)による三党共同宣言(1990年)から朝・日平壌宣言(2002年)発表までの歴史を振り返るダイジェスト映
日本の鳩山由紀夫元首相が今年1月の南京大虐殺記念館見学に続き、26日から再訪中している。北京で中日関係フォーラムに出席するほか、清華大学で講演を行なう。中広網が伝えた。 だが訪中直前に鳩山氏は日本政界に対する爆弾発言を行なった。東京で香港メディアの単独インタビューを受けた際「日本政府は釣魚島(日本名・尖閣諸島)に領有権争いが存在することを認めなければならない。中国側が日本が釣魚島を盗んだというのには中国側の道理がある」「日本は挑発行為を止めなければならない」と述べたのだ。 鳩山氏:私が大変憂慮しているのは特に釣魚島問題だ。日本政府は最近、領土問題は存在しないと言い続けている。これは中国に対する挑発であり、非常に憂慮される。われわれ日本人は歴史をよく学んでおらず、日本は釣魚島を実行支配しており、領有権問題は存在しないと言っている。日本のこうした論法は対話の扉を閉ざすだけで、非常に危険なことだ
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