これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 昨日に続いて、集団的自衛権の行使容認に関する与党協議についてです。この協議の開始に当たって、政府は与党に15の事例を示しました。 その具体的な内容は、以下のようになっています。これぐらい「釣り糸」を沢山たらせば、一つくらい当たりがあるだろうという姑息な作戦を思わせます。 武力攻撃に至らない侵害(グレーゾーン)への対処 ① 離島等における不法行為への対処 ② 公海上で訓練などを実施中の自衛隊が遭遇した不法行為への対処 ③ 弾道ミサイル発射警戒等の米艦防護 (参考)領海内で潜没航行する外国の軍用潜水艦への対処 国連PKOを含む国際協力への対処 ④ 戦闘地域での多国籍軍への後方支援 ⑤ 国連PKO要員らへの駆けつけ警護 ⑥ 国連PKOで任務を遂行するための武器使用 ⑦ 領域国の同意