ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。
まずAからいこう。下図の一番上のグラフが該当する。米印の注意書きをよく読んでみよう。何と5年以上前のデータを基に、テキスト/画像/動画の比率を2005-2009年まで固定的に使っているようだ。恐らく情報量で言えば、動画のビット数が大きいため、現在では殆どが動画ファイルの情報で占められるのではないか。5年前の何らかのシェアを、この急増して利用形態も変化するネットのマーケットで固定で使っているところが、「酷い」と思う。 あと、サーバー台数はNetcraft社の数字を使っているが、こういう情報量を推測するような場合に参考にするに相応しいものなのか十分吟味したのだろうか。 次にBにいこう。こちらは私の専門領域でもある。「検索エンジンの月間延べ利用者数」に何の意味があるのだろう。これはグラフの凡例から推測すると、正確には、「各検索エンジン(どれだけ対象にしたのか不明だが)の月間利用者数の単純合計」の
ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。 URLやページ構造に関してだけでもざっとこれだけ、(JavaScriptの場合は)実装やデータ収集、レポート表示に関わってくる話がある。皆さんが関わっているベンダーや代理店、コンサルは、こういった導入時のコミュニケーションをきちっと取って、正しく導入してくれているだろうか。 1.httpとhttpsの両方があるか 実装できるかできないか。httpsでは面倒がないか 2.サブドメインが幾つあるか レポートのURL表示はファイル名だけだと区別できない 3.ECサイトのカートなど、外のドメイ
図2は、店舗A、Bが最安値と2番目の安値を提示している時、横軸に2店舗の価格差、縦軸に店舗Aがクリックされる確率をとっています。これを見ると、店舗AがBよりも安い時には、当然Aがクリックされる確率は高いのですが、すべてのクリックを独り占めにしているわけではありません。また逆に、店舗AがBよりも高くなったからといって、Bにすべての客を取られるわけでもありません。 これは、消費者が店に対して「好き」や「嫌い」といった好みを持っているからだと考えられます。消費者は知らない店に対しては、きちんと配達してくれるのか、商品保証を付けてくれるのかといった不安を抱きます。そういう店が仮に安い価格を提示していても、選択の対象から外してしまいます。消費者は割高でも「ひいき」の店の中から購入先を選ぶ傾向があると言えます。 より詳しくみると、高めの価格を提示している店舗(価格順位の低い店舗)は、より「ひいき」の客
ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。 ネットレイティングスのメルマガNielsen Online REPORTER 2009年3月1日号による。 http://www.netratings.co.jp/hot_off/archives/NNR03012009.htm http://www.netratings.co.jp/hot_off/reporter_archive.html ほぼそのまま転載です。 -------- サブカテゴリ: TV、ラジオ、ストリーミング上位6位 ----------- ブランド・チャネル名
ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。 ネットレイティングスのメルマガNielsen Online REPORTER 2009年1月15日号による。 http://www.netratings.co.jp/hot_off/archives/NNR01152009.htm http://www.netratings.co.jp/hot_off/reporter_archive.html 検索サイトの利用状況は、視聴率の中でも特に顧客の関心が高いデータであり、どのような指標でみるべきかについてはさまざまな意見がある。特にメディア
ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。 ネットレイティングス調べという形でグーグルが2008年12月22日に開催した同社会見において、Google41%、Yahoo44%という発表を行ったという報道があった。 http://www.atmarkit.co.jp/news/200812/22/google.html (@IT「Yahoo!の背中見えた? グーグル日本法人が「よい年だった」」) http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081222/321902/ (ITpro) そん
ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。 1月から3月までの毎日のアクセス(PV数、ユニーク・ユーザ数、セッション数のいずれもとしておこう)水準が同じだとした場合、月次データのPV,UU,セッション数は同じになるだろうか? さて答えは次のうちのどれが近いと思うか? A.まあ大体同じになるはずでしょう、そりゃ B.正月はアクセスが少ないから、1月が少なくて、2-3月は同じくらいじゃないの C.2月だけUUが少し、PVとセッションは1割減くらいじゃないの 以下の答えを読む前に、正解とその理由をまず考えておこう。 まず、毎日のアクセ
ウェブアナリスト 宏美のブログ。WebAnalyticsの3Cデータと関連情報を提供。一つはcompetitor、市場マクロデータや競合データ。一つはcompany、自社のアクセス解析データ。最後はcustomer、ユーザー行動データ。数値の一人歩きをさせたくないので、詳しくは原典と各調査方法を確認のこと。 オプトの海老根さんが、2008年12月に「Webマーケティングコンサルタント養成講座」なる本を出していたようだ。内容を読んだ訳ではないのだが、アマゾンの内容(「BOOK」データベースより)から、本投稿のタイトルをお借りした(ということで、話のきっかけにしただけで本書を批判するという意図はない。そもそも読んでませんから)。 マーケティング知識+IT知識だけだと、もの足りないなあという印象を持ってしまう。本書には触れられているのかもしれないが、データを如何に使いこなし、ビジネスの改善に繋げ
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