【読売新聞】 立憲民主党の福山幹事長は28日の記者会見で、27日に急逝した同党の羽田雄一郎・元国土交通相の死因が新型コロナウイルス感染症だったことを明らかにした。新型コロナによる現職の国会議員の死亡は初めて。羽田氏は53歳だった。
【読売新聞】 立憲民主党の福山幹事長は28日の記者会見で、27日に急逝した同党の羽田雄一郎・元国土交通相の死因が新型コロナウイルス感染症だったことを明らかにした。新型コロナによる現職の国会議員の死亡は初めて。羽田氏は53歳だった。
日本列島は23日、高気圧に覆われ、東京都青梅市で午後0時49分に40・3度を記録した。都内で40度を超えたのは初めて。岐阜県多治見市でも40・5度、埼玉県熊谷市で40・1度を観測した。 この日は各地で午前中から35度を超える猛暑日となり、気象庁は猛暑日が予想される39都府県に「高温注意情報」を発表し、冷房の使用などを呼びかけている。
元プロ野球・福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)捕手の香川伸行(かがわ・のぶゆき)氏が26日、亡くなった。 52歳だった。告別式の日程は未定。 大阪・浪商高(現大体大浪商高)時代に牛島和彦さん(元中日、ロッテ)とバッテリーを組み、甲子園では3年春に準優勝、夏はベスト4。3試合連続本塁打を放つなどの活躍で注目を集めた。 強打の捕手で、ずんぐりした体形から、水島新司さんの人気野球漫画の主人公にちなみ、「ドカベン」の愛称で親しまれた。 ドラフト2位で1980年に南海に入団。ホークス一筋で89年に引退した。通算成績は714試合に出場、打率2割5分5厘、460安打、78本塁打。83年にはベストナインに選ばれた。
レンタルビデオ店「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが、2015年春にもJR大阪駅ビルに大型書店を開業することが16日、明らかになった。駅ビル内の百貨店「JR大阪三越伊勢丹」を大幅縮小して再開業する商業施設の核テナントとなる。関係者によると、売り場面積は約4000平方メートルとなるという。 周辺には、「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」など2000平方メートル超の大型書店が4店集まる。新店舗は最激戦区に参入することになるが、駅直結の利便性や充実したサービスで対抗できるとみている。 現在は百貨店が入る上層階の1フロアを、書店に改修する。入手困難な洋書や専門書をそろえ、専門知識の豊富な店員を配置する。カフェも併設し、ビジネスマンなど大人が長時間滞在できる空間を目指す。 販売不振が続くJR大阪三越伊勢丹は、百貨店部分(5万平方メートル)を現在の約4割に縮小し、隣接す
NHKの子会社「NHK出版」(東京都渋谷区)は6日、架空発注やカラ出張を繰り返し、11年間に計約1350万円を不正流用していたとして、放送・学芸図書編集部の河野逸人編集長(52)を懲戒免職にした。 編集局長ら上司4人の監督責任を問い、減給などの懲戒処分とした。河野編集長の刑事告訴を検討している。 発表によると、河野編集長は2003~13年、2人の親族に、大河ドラマや連続テレビ小説の関連書籍の校正など計63件(約900万円)の業務を発注したが、架空か不必要な業務だった。このほか、約40件のカラ出張と交通費の不正請求、約310件の私的飲食の請求が確認された。 昨年12月に内部通報で不正が発覚した。同社の内部調査に対し、河野編集長は不正を認め、「別の親族の負債の返済に充てるなどした」と話したという。 河野編集長は書籍や雑誌製作の責任者で、本来は校正業務などの発注をチェックする立場だった。自ら発注
グーグルはもはや「ベンチャー」ではないが… とある30人ほどの日本のITベンチャーを経営される方から 「シリコンバレーのベンチャーのオフィスってカッコいいですね。うちの会社もああいうインテリアにしようと思います」 と言われたことがあります。 私は「?」と思いました。30人くらいのシリコンバレーのベンチャーでそんな素敵なオフィスのところがあったかな、と。そこで、 「例えばどんなベンチャーのオフィスですか?」 と聞いたところ 「グーグルとかフェイスブックとか」 という返事に仰天しました。そのあたりの会社はもはや「ベンチャー」という感じではありません。特にグーグルは押しも押されもしない大企業です。 米国IT企業の規模感を小さめに誤解? しかしながら、一般的に日本では、ベンチャーを含む米国のIT企業の規模感をかなり小さめに誤解している人がかなり多いように見受けられます。そこで今回は「図解 日米IT
丼のふたを開けると、きらきら輝いて艶めく鰻(うなぎ)の蒲焼(かばやき)。圧倒的な光景に一瞬くらっとし、香ばしさに酔いしれる。 そのうな丼の行方が危ない。今年二月、環境省はニホンウナギを絶滅危惧種に指定。IUCN(国際自然保護連合)もレッドリストへの記載を引き続き検討中である。わたしたちは、どうすればウナギを守れるのか。いま日本人が知るべきこと、知りたいこと、知りたくなかったこと、本書はウナギをめぐる現実を多角的に浮かび上がらせ、きわめて精度が高い。今年七月、土用丑(うし)の日に開催された画期的なシンポジウムを、異例の速さで編集してわずか四ヶ月めに刊行、ウナギと日本人のありかたを世に問う。 シンポジウムの多彩な顔ぶれが、読みどころだ。ニホンウナギの産卵場所を世界で初めて解明した日本大学・塚本勝巳教授をはじめ、水産学者、増養殖の研究者、行政担当者、報道関係者、養鰻(ようまん)業者や蒲焼商など、
インターネット掲示板などに書き込まれた中傷記事を「2ちゃんねる」に転載した匿名の投稿について、東京高裁が、転載でも名誉毀損(きそん)に当たると判断し、海外在住の日本人男性の訴えを認めて、投稿者の氏名などの情報開示を契約プロバイダー(接続業者)に命じる判決を言い渡していたことが分かった。 投稿者の特定を受け、男性は先月、名誉毀損容疑で警視庁に告訴状を出した。インターネットでは、匿名人物による真偽不明の書き込みや、安易な転載が横行しており、警鐘を鳴らす判決と言えそうだ。 判決によると、問題の転載は昨年3~5月頃、ネット掲示板「2ちゃんねる」で匿名の投稿者によって行われた。他のネット掲示板や雑誌の記載内容を引用し、男性が国際間の違法送金や資金洗浄に関与しているかのように書かれていた。 男性は昨年10月、投稿者を特定するため、投稿者がネットを利用するために契約しているプロバイダーを相手取り、情報開
「白い巨塔」や「沈まぬ太陽」など、巨大組織の暗部や戦争のむごさを浮き彫りにする長編小説を書き続けた直木賞作家の山崎(やまさき)豊子(とよこ)さんが29日未明、死去した。 88歳。告別式は親族のみで行う。 大阪・船場の老舗の昆布商で生まれ、1944年、毎日新聞大阪本社に入社。学芸部記者として在籍中の57年、生家をモデルにした「暖簾(のれん)」でデビュー。58年、2作目の「花のれん」で直木賞を受賞し、退社して作家活動に入った。 国立大医学部の教授ポストをめぐる権力闘争を告発した「白い巨塔」(65~69年)以来、「華麗なる一族」(73年)、「不毛地帯」(76~78年)、ジャンボ機墜落事故を招いた航空会社の腐敗体質をえぐった「沈まぬ太陽」(99年)など、綿密な取材に基づく社会派の視点で、不条理な組織体質や権力の矛盾に切り込んだ。作品は相次いでテレビドラマ化されて高視聴率を上げ、映画でも話題を呼んだ
マッカーサーの腹心で民政局長のホイットニーと次長のケーディス。対する吉田茂外相に補佐役の白洲次郎。 迫真のやり取りを、議事録から再現した。新憲法の手に汗握る舞台裏が明かされる。 ポツダム宣言やGHQのメモランダムなど、文書をすべて英語で読み通す。言い回しのニュアンスや関係者の力関係までみえてくる。著者の青木氏は日本企業で、対外交渉の場数を踏んだプロ。学者や憲法の専門家の及ばない新鮮なアプローチだ。 ソ連などが発言権をもつ極東委員会の介入が迫り、時間のないマッカーサー司令部。急いで英文の憲法草案をまとめ、日本側につきつけた。天皇の訴追を避けられると踏んだ日本側は、これを受諾。でも天皇の主導する旧憲法改正の手続きを踏んでくれと押し返す。現憲法が今のように落ちついた経緯がよくわかる。当の英文草案全文が巻末の資料に付いていて嬉(うれ)しい。 日本国憲法は、一週間でまとめた英文案を、日本語にしただけ
安倍首相は7日の参院予算委員会の集中審議で、国内で在日韓国人・朝鮮人らをインターネットで中傷したり、排斥するデモを行ったりする動きがあることについて、「一部の国、民族を排除しようという言動があることは極めて残念だ」と非難し、控えるよう呼びかけた。 首相は「日本の国旗がある国で焼かれようとも、我々はその国の国旗を焼くべきではないし、その国のリーダーの写真を辱めるべきではない。それが私たちの誇りではないか」と強調。首相の会員制交流サイト「フェイスブック」にも同様の書き込みがあるため、「エスカレーションを止めるコメントをしたい」と沈静化に努める考えを示した。 首相はまた、日本の防災技術について、「東日本大震災の経験と教訓を踏まえ、海外展開して各国の防災技術の向上に貢献することは、震災で海外から多大な支援をいただいた我が国の責務だ」と述べ、積極的に輸出する意向を示した。
19日午後7時20分頃、東京都千代田区神田淡路町のそば店「かんだやぶそば」から出火、隣接するビルなどにも延焼し、木造2階建ての同店を含む計4棟が燃えている。 同店は1880年創業の老舗。店舗は1923年に建てられ、東京都の歴史的建造物に選定されている。
電子書籍時代の到来で紙の本が売れないと言われるが、本当だろうか? 実は、大きさが文庫の4倍以上、重さが3~4キロにも及ぶ大型本が売れているのだ。両手で持つのも大変な重厚長大本が今、なぜ人気なのか。 『世界の美術』(2009年刊)は重さ3・2キロ。『生物の進化大図鑑』(10年刊)は2・9キロ。『ルイ・ヴィトン 華麗なる歴史』(12年刊)に至っては4キロで、通常200~300グラムの文庫本の10倍以上ある。 『なんでも!いっぱい!こども大図鑑』(09年刊)も1・95キロと、子供が手軽に持てる重さではないが、13万部のヒットとなった。『生物』も増刷され、1万6000部。単行本が売れず、文庫に主戦場が移りつつあると言われる書籍市場だが、縦30センチ、横25センチほどもある大型本を集めたコーナーを設ける書店も現れた。 価格も『こども大図鑑』は4743円だが、『美術』が1万3000円、『生物』が950
夕食の時間が遅いなど食事の間隔が乱れていると、体内時計がずれることを、早稲田大学の柴田重信教授(薬理学)らの研究チームがマウスを使った実験で明らかにした。 人間では体内時計の混乱によって肥満や糖尿病になりやすいことが分かっており、規則的な食事が肥満予防につながるという。11日から京都市で開かれる日本肥満学会で発表する。 生物の体内時計は細胞中の時計遺伝子で制御されている。1日は24時間だが、体内時計の周期は少しずれているため、光や食事によって補正し、1日のリズムを作っている。柴田さんらはマウスに1日3回の食事を与え、腎臓と肝臓の時計遺伝子の働きを計測し、体内時計のリズムを調べた。その結果、人間の朝7時、正午、夜7時に相当する時間に食事を与えた場合は、1日で最も長い絶食時間の後にとる朝食で体内時計がリセットされることが分かった。この朝食の時間が1日の活動リズムを規定する重要な役割を果たしてい
玄米の成分が脂肪分の多い食事への誘惑を軽減することを、琉球大学の益崎裕章教授(内分泌代謝)らがマウスの実験で明らかにした。 米国糖尿病学会誌に発表する。肥満や糖尿病の予防に役立つと期待される。 人間を含む哺乳類は飢餓と闘ってきたため、カロリーの高い脂肪を好む傾向がある。研究チームがマウスに高脂肪食(脂質45%、炭水化物35%、たんぱく質20%)と通常食(同10%、同70%、同20%)を与えて自由に選ばせると、マウスは高脂肪食ばかり食べて肥満になった。 ところが、エサの炭水化物の半分をコーンスターチなどから玄米に替えたところ、マウスは通常食を選ぶようになり、体重増加が半分に抑えられた。白米を混ぜても、このような効果はなかった。
スポーツや楽器の演奏などの体の動きは、休息を入れ、動きのごく一部を忘れながら身につけるのが効率的――。 東京大学のチームが、筋肉を動かす神経細胞の働きをコンピューターで再現した研究から、無駄のない動きは軽い忘却によって進む可能性が高いことが分かった。研究成果は29日付の生物学関係の専門誌に掲載された。 平島雅也・東大助教(運動制御学)らは、コンピューター上で再現した腕の筋肉を動かす神経細胞1000個に、動作を指示する信号を送る実験を行った。指示通りの動作ができなかった場合、研究チームは神経細胞に指示を送る情報伝達の仕組みを修正したが、この時に神経細胞への伝達量を10万分の1減らして、動きをわずかに忘れるのと同じ状態にした。 すると、500回以上修正した後から、指示通りの動作ができるようになり、脳の活動度も徐々に下がることが分かった。脳の活動度が低いほど、神経細胞も筋肉も無駄なエネルギーを使
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