洪水に見舞われたタイ・バンコク(Bangkok)で、バスの前を即席ボートで突っ切る男性(2011年11月7日撮影)。(c)AFP/SAEED KHAN 【11月9日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)が、ゆっくりと沈んでいる――もともと湿地だった土地に作られたバンコクを襲った洪水は、気候変動による暗い未来への序章にすぎないと専門家たちが警告している。 バンコクは、タイ湾(Gulf of Thailand)から、わずか30キロ北方の低地帯に建設された。地球温暖化の影響で、タイ湾の海面は、2050年には現在よりも19~29センチ上昇しているだろうと、多くの専門家が予測する。 さらに、現在も定期的に氾濫を起こすチャオプラヤ(Chao Phraya)川も、水位が増していくことが予測される。 何も対策を講じなければ、「50年後には、バンコクのほぼ全域が海抜以下になる」と、気候変動を専門とす
