セブン&アイ・ホールディングスが傘下のデパート、そごう・西武の売却を決めたことをめぐり、そごう・西武の労働組合は、ストライキ権の確立に向けた投票を始めました。 労働組合は、売却後の雇用の維持や今後の事業のあり方などへの懸念から、会社側に説明を求めていますが、これまでに具体的な説明がなかったということです。 投票は9日から今月22日にかけて全国およそ4000人の組合員を対象に行われ、結果は今月25日に公表される予定です。 賛成が過半数となればストライキ権が確立されることになり、労働組合は、ストライキの実施も視野に会社側と交渉を進めていくことになります。 デパートの労働組合が加盟する「UAゼンセン」によりますと、デパートの主要な労働組合によるストライキは、少なくともここ20年余りにわたって実施されていないということです。
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