自動車に所持品を積み込んで避難するパレスチナの人々=11日、パレスチナ自治区ガザ地区ラファ/Hatem Khaled/Reuters (CNN) イスラエル軍は11日、パレスチナ自治区ガザ地区最南端にあるラファ市から離れた住民らは約30万人に達したとの声明を発表した。 ラファ北方に位置する地中海沿岸部のマワシへ向かったとした。マワシはイスラエルが居住先を失った住民らの逃避先として指定した地区。ただ、戦闘から逃れた住民らが既に押し寄せ、密集した状態にあるとされる。 約30万人との人数はイスラエル軍が9日に公表した推定の人数の倍の規模となっている。 一方、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は10日、イスラエルの退去勧告を受けラファ市から逃れた住民らは6日以降、推定で約11万人に達したと表明。9日時点では約7万9000人、8日には過去48時間内に約5万人としていた。 ラファでの地上侵攻