世界で唯一、人工飼育されている茶色のジャイアントパンダ「七仔(チーザイ)」(2023年3月30日提供)。(c)CGTN Japanese 【3月30日 CGTN Japanese】春はパンダの繁殖シーズンです。中国華北地域の陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)秦嶺ジャイアントパンダ研究センターでは今年、メス8頭とオス6頭が繁殖に参加する予定です。その中には、現在世界で人工飼育されている中では唯一の茶色のジャイアントパンダ「七仔(Qi Zai、チーザイ)」が含まれています。14歳の「七仔」は人間で言えば壮年に当たり、繁殖に加わるのは今年で6回目になります。 飼育員は新鮮なタケノコ、野菜、微量元素の摂取を増やすことでパンダに栄養をつけています。同研究センターのスタッフによると、毎年のパンダの繁殖シーズンに向けては、その前の年の冬から準備が始まり、繁殖予定のパンダに対するモニタリングや健