「実は、優子は4人が死亡した和歌山カレー事件で死刑判決を受けた林眞須美の長女でした。その約8カ月後の2月16日、再婚相手の派遣社員・木下匠(40)が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された」(社会部記者) 再審請求中の林眞須美死刑囚 カレー事件後、優子は重い十字架を背負って生きてきた。児童養護施設から高校に通うも間もなく中退。20歳で1歳下の妹の同級生と相手方の両親の反対を押し切って結婚し、05年4月に心桜さんを出産する。 「仲の良かった同級生には『結婚しました!』と喜びに満ちた葉書を送っていました」(小中時代の同級生) 眞須美の死刑が確定した後、離婚 だが09年5月、最高裁で眞須美の死刑が確定。 「優子は『事件から離れたい』と話し、生活が脅かされることを恐れるようになっていった」(優子の知人) そして13年に離婚。心桜さんは父親に引き取られることになったが――。 「『深夜に子供が一人でほったら