ロシアの首都モスクワにある連邦保安局(FSB)本部(2022年5月12日撮影、資料写真)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【9月27日 AFP】(更新)ロシアは26日、極東ウラジオストク(Vladivostok)に駐在する日本人外交官をスパイ活動の疑いで拘束し、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し国外退去を通告したと発表した。ロシアの報道各社が伝えた。 報道各社が伝えた連邦保安局(FSB)の発表によると、この外交官は在ウラジオストク日本総領事館の「モトキ・タツノリ」領事。ロシアとアジア太平洋地域の他国との協力関係や、西側諸国が科した制裁のロシア極東・沿海(Primorsky)地方への影響に関する機密情報を「金銭と引き換えに受け取っていた現場を押さえられ、拘束された」という。 FSBは、外交ルートを通じて日本の外務省に抗議を申し入れたと説明。同