セルビア南部ピロトにある洞穴で過ごすパンタ・ペトロビッチさん(2021年8月9日撮影)。(c)OLIVER BUNIC / AFP 【8月23日 AFP】ドレッドロックに長いひげが特徴的なパンタ・ペトロビッチ(Panta Petrovic)さん(70)は約20年前、社会からの「隔離生活」を送ることを決意し、セルビアの山中にある小さな洞穴に生活の拠点を移した。 ペトロビッチさんは昨年、街を訪れた際に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が発生していることを知った。ワクチンの供給が始まったのに合わせて接種を受けたペトロビッチさんは、他人にも接種を呼び掛けるとともに、ワクチン懐疑派の「騒いでいる理由が分からない」と話した。(c)AFP/Miodrag SOVILJ