ポーランド北西部クライニクドルニを流れるオーデル川で、浮体式フェンスによってせきとめられた魚の死骸(2022年8月15日撮影)。(c)Marcin BIELECKI / AFP 【8月23日 AFP】ドイツとポーランドを流れるオーデル(Oder)川で魚が大量死し、環境汚染が懸念されていた問題で、両国は22日、川から有毒な藻類が検出されたと発表した。 オーデル川では先月以降、100トン以上の死んだ魚が回収された。ドイツ政府は、ポーランド側がこの問題について事前に通知せず、迅速な対応を怠ったと非難していた。 ポーランド環境省のヤツェク・オズドバ(Jacek Ozdoba)次官はツイッター(Twitter)に、「これまでの検査で有毒藻類(ハプト藻)の存在が確認された」と投稿した。 一方、ドイツ環境省のアンドレアス・キュブラー(Andreas Kuebler)報道官は記者会見で、独ライプニッツ研究