[ジャカルタ 14日 ロイター] - 200人近くのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの人々が14日、ミャンマーを逃れ、インドネシアのアチェ州にボートで到着した。地元当局者が明らかにした。その多くが女性と子どもだという。 ロヒンギャの間ではここ数年、仏教徒が多数を占めるミャンマーでの迫害から逃れようと、イスラム教徒の多いバングラデシュ、マレーシア、インドネシア、タイに木造船で向かう例が増えている。 アチェ州には今年に入って数百人のロヒンギャ難民が到着。多数が病気や飢え、疲労のために海上で死亡した。 アチェの地元当局者はロイターに対して、196人のロヒンギャの人々が1隻の大きな木造船で到着し、そのうち128人が子どもと女性だったと語り、「衰弱している様子だった」などと話した。