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ブックマーク / bijutsutecho.com (23)

  • 千葉市美術館がリニューアルオープン。常設展示室の新設に加え、企画展「帰ってきた!どうぶつ大行進」もスタート

    千葉市美術館がリニューアルオープン。常設展示室の新設に加え、企画展「帰ってきた!どうぶつ大行進」もスタート1995年に開館、今年で開館25周年を迎える千葉市美術館が7月11日にリニューアルオープンする。これまでのスペースに加え、かつて中央区役所が入っていたフロアを拡張し1棟すべてが美術館施設として生まれ変わった。新たな「常設展示室」や体験型の企画スペースの公開と同時に、企画展「帰ってきた!どうぶつ大行進」もスタートした。 「千葉市美術館コレクション名品選2020」より、「1945年以降の現代美術 特集 草間彌生」の展示風景 1995年に開館し、今年で開館25周年を迎えた千葉市美術館が、7月11日にリニューアルオープン。これまでの施設に加え、中央区役所が入っていたフロアを拡張部分とし、1棟すべてが美術館施設となる。 千葉市美術館のエントランス「さや堂ホール」の入口 千葉市美術館の建物は、19

    千葉市美術館がリニューアルオープン。常設展示室の新設に加え、企画展「帰ってきた!どうぶつ大行進」もスタート
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/07/11
    “「病退散!鍾馗大集合!疫病破邪の生きものの表現」…古くから邪気を払うと伝えられてきた古代中国の英雄・鍾馗をテーマにしたもので、仙崖義梵《鍾馗図》(江戸後期)をはじめ14点を展示する。”
  • 雑誌『美術手帖』の2019年分バックナンバー、期間限定で全ページを無料公開中。「100年後の民藝」特集や「塩田千春」特集も

    雑誌『美術手帖』の2019年分バックナンバー、期間限定で全ページを無料公開中。「100年後の民藝」特集や「塩田千春」特集も雑誌『美術手帖』の2019年分のバックナンバーを全ページ無料公開。閲覧期間は6月14日までとなっているので、この機会をお見逃しなく(6月15日追記:無料配信は終了しました)。 イメージ画像 6月15日追記:無料配信は終了しました 雑誌『美術手帖』が2019年に刊行した全6号分のバックナンバーを、5月15日〜6月14日の1ヶ月間限定で全ページ無料公開。 外出自粛により、オンライン学習や休日を自宅で過ごす時間が増えたいま、美術館や図書館に行く機会も減っている。自粛要請の緩和や解除される地域も次第に増えていく兆しがあるものの、展覧会やギャラリーへのアクセスは依然としてこれまで通りではない。こうした機会に、『美術手帖』を通じて自宅でじっくりとアートに触れてほしい。 2019年2

    雑誌『美術手帖』の2019年分バックナンバー、期間限定で全ページを無料公開中。「100年後の民藝」特集や「塩田千春」特集も
  • メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館ウェブサイトより 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題
  • ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表

    ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表今年初の開催を予定している「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」で、総合ディレクターの中尾浩治が辞任。緊急声明を発表した。 「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」のロゴマーク 総合ディレクターが抗議の辞任。新設される「アート委員会」とは? 今年9月12日〜11月15日の会期で予定されている広島県初の大規模芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」で、総合ディレクターの中尾浩治(アート・マネジメント・しまなみ代表)が3月31日付で辞任、緊急声明を発表した。 同芸術祭をめぐっては今年3月、実行委員会や企画部会とは別に、展示内容を事前選定する検討委員会設置の方針を県が表明。美術界からは「検閲に当たるのではないか」として大きな反発が起こっている。中尾の辞任と緊急声明は、こうした県の

    ひろしまトリエンナーレ、空中分解へ。総合ディレクターが辞任し緊急声明を発表
  • 世界最大規模。「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルデータが自由利用可に

    世界最大規模。「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルデータが自由利用可にアメリカ有数の科学、芸術、自然史の博物館群・教育研究機関複合体である「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルコレクション画像やデータが、自由に利用できるようになった。歴史的人物の肖像画から恐竜の骨格の3Dスキャンまで、芸術、科学、歴史などの高解像度画像や研究データを一括してダウンロードできる。 スミソニアン博物館の部であるスミソニアン・インスティテューション・ビルディング (C)Pixabay アメリカ有数の科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館群・教育研究機関複合体である「スミソニアン博物館」が、同館の約280万点のデジタルコレクション画像や約2世紀分のデータを自由にアクセスできるという新しいプログラム「Smithsonian Open Access」を発表した。 同館の運営主体であるスミソニアン学術

    世界最大規模。「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルデータが自由利用可に
  • 水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出状況が明らかに。今年度中に地階からの浸水作品搬出を目指す

    水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出状況が明らかに。今年度中に地階からの浸水作品搬出を目指す2019年10月、関東地方を縦断した台風19号により、9つの収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアム。川崎市は収蔵品レスキューの状況を公開し、今年度中を目処に被害を受けた収蔵品を地階から搬出する方針を示した。 被害を受けたマンガ雑誌等を収蔵する第6収蔵庫の様子 提供=川崎市 2019年10月12日から13日に関東地方を縦断した台風19号により、9つの収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアム。10月22日より、独立行政法人国立文化財機構が有する文化遺産防災ネットワーク推進会議の協力のもと、被災した所蔵品の応急措置や、施設での一時保管を進めてきた。 このたび、川崎市は収蔵品レスキューの状況を公開。カビの発生や搬出経路の確保などの理由から、これまで搬出等を

    水没した川崎市市民ミュージアムの収蔵品救出状況が明らかに。今年度中に地階からの浸水作品搬出を目指す
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/02/04
    “主要な部分が失われたと見られるもの (写真作品、油彩画、映画フィルムなど) や、素材が変質して崩壊し原形に戻すことが困難なもの (埋蔵文化財関連資料など)も、収蔵庫から搬出する段階で確認”
  • 傷ついた風景にどう向かうべきか? 「DOMANI・明日展2020」が国立新美術館でスタート

    傷ついた風景にどう向かうべきか? 「DOMANI・明日展2020」が国立新美術館でスタート「日博2020」の特別展として、文化庁新進芸術家海外研修制度の成果発表会でもある「DOMANI・明日展2020」が、1月11日に国立新美術館で開幕した。第22回目の開催を迎える今回のテーマは、「傷ついた風景の向こうに」。その見どころを、レポートで紹介する。 展示風景より、宮永愛子《景色のはじまり》(2011-12) 文化庁が主催する「新進芸術家海外研修制度」の成果発表の機会として、1998年から開催されてきた「DOMANI・明日展」。その22回目が、1月11日に国立新美術館で開幕した。 今年度、同展は東京オリンピック・パラリンピックを受けて国が展開するプログラム「日博2020」に参画。「傷ついた風景の向こうに」をテーマに、2010年前後に海外研究を経験した作家を核とし、国際的に評価されている11人

    傷ついた風景にどう向かうべきか? 「DOMANI・明日展2020」が国立新美術館でスタート
  • 意外と知らない? パブリック・アートの利用ルール

    意外と知らない? パブリック・アートの利用ルール美術館やギャラリーではなく、公共空間に設置される芸術作品「パブリック・アート」は、都市を彩るものとして世界各地で取り入れられている。しかしこのパブリック・アートは、これまでたびたび紛争にもなってきた。そこでここでは、今後も増えるであろうパブリック・アートの利用ルールについて、「Art Law」を業務分野として掲げる日で数少ない弁護士のひとり、木村剛大が解説する。 文=木村剛大 アニッシュ・カプーア クラウド・ゲート 2004 ミレニアム・パーク(シカゴ) 出典=Kapoor v. National Rifle Association訴状(*1) シカゴのミレニアム・パークを歩くとひときわ目を引く巨大な銀色の彫刻が見える。アニッシュ・カプーアの《クラウド・ゲート》(通称ビーン(豆))という作品で、すっかり公園のシンボルになっている。 このよう

    意外と知らない? パブリック・アートの利用ルール
  • 合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション

    合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション現代美術の手法のひとつ「アプロプリエーション」は、過去の他者の作品の一部または全部を自身の作品に取り込むものとして、様々なアーティストたちが実践してきた。しかしアプロプリエーションをめぐっては裁判沙汰に発展するケースもある。そこで今回は過去の判例を紹介し、時代とともに変わるアプロプリエーションの受容のされ方を紐解く。 文=木村剛大 アンディ・ウォーホル 花 1964 出典=クリスティーズ・ウェブサイト (https://www.christies.com/lotfinder/Lot/andy-warhol-1928-1987-flowers-6141800-details.aspx) 1964年11月にニューヨークのレオ・キャステリ・ギャラリーで発表されたアンディ・ウォーホルの「花」シリーズ。コレクターの間で大人気となり1000点近

    合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション
  • 10万を超える不交付撤回を求める署名は文化庁へ提出されず。文化庁側の対応などを疑問視

    10万を超える不交付撤回を求める署名は文化庁へ提出されず。文化庁側の対応などを疑問視日予定されていた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付の撤回を求める署名の提出が取りやめとなった。 文化庁への署名提出前の様子(中央が藤井光、小泉明郎) 11月8日にReFreedon_Aichiが文化庁に提出予定だった、「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付撤回を求める10万を超える署名の提出が、急遽取りやめとなった。 ReFreedom_Aichiは、あいちトリエンナーレ2019において展示中止作品の再開に向けて活動した参加作家らによるプロジェクト。この日は、小泉明郎や藤井光らが参加した。午前中に日比谷図書文化会館に集まった参加者は、それぞれの自己紹介を経て、12時より文化庁に移動を開始。文化庁到着後はオープンマイクを使用し、参加者がメッセージを伝えるパフォーマンスを行った。途中、

    10万を超える不交付撤回を求める署名は文化庁へ提出されず。文化庁側の対応などを疑問視
  • 「あいトリ」補助金不交付問題は県vs国の法廷闘争へ。今後の展開を行政法学者が解説

    「あいトリ」補助金不交付問題は県vs国の法廷闘争へ。今後の展開を行政法学者が解説10月14日に閉幕した「あいちトリエンナーレ2019」について、文化庁が補助金を交付しない決定をした。このことに対し、弁護士で行政法学者でもある平裕介が係争問題についてまとめたブログを公開。ここではそのブログをもとに、「補助金適正化法」に基づく決定をめぐる訴訟の担当した経験から、今後ありうる展開を解説する。 文=平裕介 「あいちトリエンナーレ2019」のメイン会場となった愛知芸術文化センター はじめにお断りしておかなければならないことは、記事には、それなりの数の法律専門用語が登場するため、まったくあるいはほとんど法律の知識がない方にとっては多少読みにくい箇所が出てくるということである。 筆者としては、そのような方々にこそぜひとも読んでいただきたいと考え、できるかぎりわかりやすく記事を書いたつもりではあるが、事柄

    「あいトリ」補助金不交付問題は県vs国の法廷闘争へ。今後の展開を行政法学者が解説
  • あいトリ補助金問題、宮田文化庁長官が初の発言。「不交付決定を見直す必要はない」

    あいトリ補助金問題、宮田文化庁長官が初の発言。「不交付決定を見直す必要はない」あいちトリエンナーレ2019に交付予定だった文化庁の補助金全額約7800万円が不交付となった問題について、宮田亮平文化庁長官が参議院予算予算委員会で初めて言及。不交付見直しの予定はないことを明言した。 あいちトリエンナーレ2019での「表現の不自由展・その後」 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019(以下、あいトリ)」(8月1日〜10月14日)への補助金全額約7800万円を不交付とした問題に関し、15日の参議院予算委員会で質疑が行われた。 文化庁の不交付決定については、「表現の不自由展・その後」展示再開の方向性が決定した9月25日の翌日26日に、萩生田文部科学大臣が発表。「文化庁に申請のあった内容通りの展示会が実現できていない。継続できていない部分もある。補助金適正化法等を根拠に交付を見送った」としていた。 あい

    あいトリ補助金問題、宮田文化庁長官が初の発言。「不交付決定を見直す必要はない」
  • アーティストらが「あいち宣言(プロトコル)」原案作成。一般参加者交えた議論も

    アーティストらが「あいち宣言(プロトコル)」原案作成。一般参加者交えた議論もあいちトリエンナーレ実行委員会が、会期内での採択を目指す「あいち宣言(プロトコル)」。その原案がトリエンナーレ参加作家らから発表され、10月6日にはこれをもとに参加型の会議が行われた。 サナトリウムで行われた参加型会議の様子 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が展示中止となったことを受け、あいちトリエンナーレ実行員会会長として大村秀章愛知県知事が採択を目指す「あいち宣言(プロトコル)」。その原案が、アーティストらによってまとめられた。 原案は、トリエンナーレ参加作家が中心となり、キュレーターや専門家のアドバイスを入れるかたちで作成。10月6日には、名古屋市内のアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」と東京のギャラリー「無人島プロダクション」で、参加作家(小田原のどか、加藤翼、高山明、毒

    アーティストらが「あいち宣言(プロトコル)」原案作成。一般参加者交えた議論も
  • 文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して補助金の不交付を決めた問題で、その決定過程の議事録が存在しないことが明らかになった。 京都にある文化庁の地域文化創生文化庁が「不交付」の決定を下した、あいちトリエンナーレ2019に対する補助金約7800万円について、その不交付を決定した審査過程の議事録が存在しないことがわかった。日共産党村伸子議員がTwitterで明らかにした。 これは、村議員が文化庁に対して問い合わせをした結果判明したもので、京都にある文化庁地域文化創生部が10月1日に回答したもの。 10月1日、文化庁から 「あいちトリエンナーレへの補助金不交付を決定した審査の議事録はございません。」 との文書が国会事務所に届きました(怒) どのような審査で「不交付」が決まったのか知りたいと文化庁に要求していた回答です。 pic.tw

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず
  • 『日本沈没』『復活の日』を手がけたSF作家・小松左京とは何者か。展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催

    『日沈没』『復活の日』を手がけたSF作家・小松左京とは何者か。展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催『日沈没』『復活の日』など、壮大なスケールのSF小説の数々で人気を誇る作家・小松左京。SFの世界に希望を抱き、災害や世界の変化を描き続けたその活動の軌跡を、多彩な資料でたどる展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催される。会期は10月12日~12月22日。 「宇宙にとって知性とは何なのか。そしてその知性が虜になる「文学」とは何なのか。やはりこう言っておこう。SFとは文学の中の文学である。そして、SFとは希望である――と」。自著『SF魂』のなかでこう語るのは、小説家・小松左京(1931~2011)だ。 小松は京都大学でイタリア文学を学び、在学中から文学活動を開始。後に芥川賞を受賞する高橋和巳と出会い、親交を深める。卒業後は経済誌の記者や放送作家などを経て、1959年に

    『日本沈没』『復活の日』を手がけたSF作家・小松左京とは何者か。展覧会「小松左京展―D計画―」が世田谷文学館で開催
  • 京都・嵐山に新たな美術館「福田美術館」が誕生。コンセプトは「100年続く美術館」

    京都・嵐山に新たな美術館「福田美術館」が誕生。コンセプトは「100年続く美術館」日随一の観光地である京都。その嵐山に、2019年10月、新たな私設美術館「福田美術館」が誕生する。「100年続く美術館」をコンセプトに掲げるこの美術館の中身とは? 美術館前庭(水盤) 数々の美術館がある京都に、新たな美術館が誕生する。「福田美術館」は、嵐山屈指の観光名所である渡月橋からほど近くに開館する私設美術館だ。同館のオーナーは、消費者金融大手・アイフルの創業者である福田吉孝。館長を娘である川畑光佐が務める。 「100年続く美術館」をコンセプトに掲げる同館は、福田の「地元の方々のご支援、そして京都という土地に対して、恩返しがしたい」という思いから設立されたといい、その所蔵点数は約1500点。琳派から円山四条派、京都画壇の作品を中心としており、円山応挙、与謝蕪村、伊藤若冲、竹内栖鳳、上村松園といった絵師たち

    京都・嵐山に新たな美術館「福田美術館」が誕生。コンセプトは「100年続く美術館」
  • 美術手帖がアートに特化したECサイト「OIL」をローンチ。小山登美夫ギャラリーなど16のギャラリー・ストアが参加

    美術手帖がアートに特化したECサイト「OIL」をローンチ。小山登美夫ギャラリーなど16のギャラリー・ストアが参加美術手帖は4月3日、アート作品やグッズに特化したECサイト「OIL by 美術手帖」をローンチした。小山登美夫ギャラリーなど16のギャラリー、アートストアが参加している。 「OIL by 美術手帖」ロゴ 現代美術の雑誌『美術手帖』が、アートに特化したマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」を、4月3日にオープンした。 同サイトは、日を代表するギャラリーやアートストアとともにつくる、アートのオンラインマーケットプレイス。これまでメディアとして担ってきた、アートと社会をつなぐという役割を、アート作品の購入体験を届けることによっても果たし、日のアートマーケットに新たな選択肢を提供する。 ローンチ時の参加ギャラリーとアートストアは、ギャラリー・ノマル、銀座 蔦屋書店、児玉画廊、小

    美術手帖がアートに特化したECサイト「OIL」をローンチ。小山登美夫ギャラリーなど16のギャラリー・ストアが参加
  • バンクシーは、なぜ作品を切り刻まなければならなかったのか?

    バンクシーは、なぜ作品を切り刻まなければならなかったのか?バンクシーの代表作《風船と少女》が老舗のオークションハウス「サザビーズ」に登場。1億5000万円もの値段で落札された瞬間、バンクシー自らあらかじめ額に仕込んだ仕掛けによって、その場で細断された。ストリートを中心に活動を続けながらも、時には著名な美術館や博物館に忍び込んで勝手に作品を展示するなど、内と外を横断しながら数多くの“いたずら(Prank)”を仕掛けてきた覆面アーティスト・バンクシー。これまでの作品や活動を振り返りながら、いったいなぜ自作を破壊するようなスタントを行ったのかを、バンクシーに直接インタビューをした経験を持つライター、鈴木沓子が考察する。 文=鈴木沓子 バンクシーのInstagramより イギリス人が好きな芸術作品1位 細断された《風船と少女》は、どんな作品だったのか。はっきりしているのは、オークションハウスで細断

    バンクシーは、なぜ作品を切り刻まなければならなかったのか?
  • 蔡國強からアートワールドが舞台のホラーまで。Netflixで見たいアートムービー

    蔡國強からアートワールドが舞台のホラーまで。Netflixで見たいアートムービースマートフォンやパソコンで、いつでも見たい動画コンテンツを視聴できるストリーミングサービス。今回はNetflixから、アーティストのドキュメンタリーやアートワールドで繰り広げられるサスペンスなど、アートを題材にした映画を紹介する。Netflixオリジナルコンテンツ以外は配信期限があるため、気になる作品は早めにチェックしてほしい。 Netflixオリジナル作品『空のハシゴ ツァイ・ゴンチャンの夜空のアート』 火薬を用いた壮大な作品の裏側。『空のハシゴ:ツァイ・グオチャンの夜空のアート』 まず紹介するのは、火薬を用いた作品を多く手がけ、「爆発のアーティスト」とも称される中国人アーティスト・蔡國強(ツァイ・グオチャン)のドキュメンタリー『空のハシゴ:ツァイ・グオチャンの夜空のアート』。作では、祖母の100歳の誕生日

    蔡國強からアートワールドが舞台のホラーまで。Netflixで見たいアートムービー
  • バンクシーからホックニーまで。2018年のアートマーケットを振り返る

    バンクシーからホックニーまで。2018年のアートマーケットを振り返るいくつかの“過去最高額”を記録した2018年のアートマーケット。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたいオークションで起きた出来事をお届けする。 ・1月下旬、オークション大手のサザビーズは、画像認識とレコメンデーション技術を専門とするAIスタートアップ、スレッド・ジーニアス(Thread Genius)の買収を発表した。これによって、顧客の作品購入におけるより最適なレコメンデーション機能を提供するという。 >>AIがオークションを変える?サザビーズがAIスタートアップ買収で新たなサービスに着手 ・5月14日、美術作品の史上最高予想落札(1億5000万ドル)をつけた作品として注目を集めていたアメデオ・モディリアーニの《横たわる裸婦》が、1億5720万ドル(約172億円)で落札された。これは、サザビーズのオークシ

    バンクシーからホックニーまで。2018年のアートマーケットを振り返る