オスプレイ配備早々合意破り、ヘリモードで市街地飛行 米軍新型輸送機MV22オスプレイが普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に到着した1、2の両日、プロペラを上向きにした垂直離着陸(ヘリ)モードで市街地上空を航行したことが確認された。日米両政府が合意した安全策は、ヘリモードの飛行を基地や訓練場内に限定しており、配備当初からの「合意破り」に、宜野湾市や周辺住民の反発は一段と強まっている。 1日に岩国基地(山口県岩国市)から到着した6機のうち4機は、那覇市上空を通過した後、宜野湾市上空に機影が見えた際は既にヘリモードになっていた。2日は、飛行場東側の市街地上空でヘリモードに転換後、針路を変えて滑走路に入るのが確認された。 オスプレイの過去の事故はヘリモードや転換モードの際に起きており、9月に日米が合意した安全策では、ヘリモードでの飛行は基地や訓練場内に限るとされた。 在沖縄米海兵隊トップのグラ