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  • 戦争を語り継ごうブログ 信太正道「特攻隊員の真実」

    以前MLでご紹介しました「最後の特攻隊員」(1998年、高文研)の 著者、信太正道さんのご活動を久しぶりで新聞で拝見しました。 「講演会:反戦活動家・信太さん『中翼が憲法守る』」(毎日大分版、 5日) 海軍兵学校出身の神風特攻隊員、航空自衛官、日航機長という経歴を 持つ信太さんは、現在「戦争屋にだまされない 厭戦庶民の会」の会 長として活躍されています。この信太さんがかつて「小林よしのりフ ァンの若者たちへ」のメッセージとして書かれました「特攻隊員の真 実」をご紹介しましょう。 < 小林よしのりのコミック『戦争論』(新ゴーマニズム宣言スペシ ャル)がたいへん売れているようです。その中で彼は、「戦争の中で 愛と勇気が試され/自己犠牲の感勤が生まれ/誇りの貴さを思い知る こともある」と戦争を賛美しています。なにか、六○年前の雑誌『少 年倶楽部』を読んでいるような気になりました。 当時の日の少

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    dj19 2010/03/10
    『小林よしのりのような無邪気な「純枠まっすぐ君」は私の周囲に一人もいませんでした。みんな自分の行く手に「死」を見ていたからです。「死」に対して無知で鈍感な者だけが、戦争を賛美できるのです。』
  • 戦争を語り継ごうブログ TV番組「あの戦争は何だったのか」を視て

    昨夜TBS系列で放映されました「シリーズ激動の昭和 あの戦争は 何だったのか 日米開戦と東条英機」を視ました。約4時間半という長 編ですが、息もつがず視ることができました。 前半のドキュメンタリーの部分は、それほど目新しい事実もありませ んでしたが、近衛、東条など、当時の関係者の家族の証言や、アメリ カの暗号解読の実態など、初めて聞くこともありました。 後半のドラマも、ほぼ今まで知られている史実に沿ったストーリーだ ったと思います。もっともドラマですから若干の誇張はありましたが、 それにしても昭和天皇が米英との戦争に反対の意思を持っていたこと や、東条英機がきわめて忠実な臣下であったことなどは、ちょっと強 調しすぎる演出のように感じられました。 主演のビートたけしは、体格を除けば東条によく似ていて、シナリオ に描かれた東条像をさすがによく演じているように思いました。 同様の内容のテレビ番組

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    dj19 2008/12/25
    石井秋穂(陸軍省軍務局軍務課高級課員)「それを正直に申せばね・・・・・侵略思想があったんですね」「限りなくね、あっちこっち、これが済んだら今度はこれというふうに、侵略思想があったんですよね」
  • 戦争を語り継ごうブログ 田母神前空幕長独占手記

    月刊誌 WiLL の09年新年号に、「田母神前空幕長独占手記」が掲載さ れました。最初の4ページが下記で“立ち読み”できます。 http://www.zassi.net/mag_index.php?id=228&issue=24510 そのうち、04年に田母神氏が中国を訪問した際の中国軍幹部と会談に 関する部分が、下記ブログに引用されていますので、お読みください。 「中国軍幹部と歴史討論  ( 『 Will 』 田母神前空幕長独占手 記より )」 これによりますと、田母神氏は「日中国を侵略していない」とい う例の歴史観を、中国軍幹部に滔々と述べています。事もあろうに中 国軍との公式の場で政府の方針と違う意見を述べたということは、下 手をすると外交問題にも発展しかねず、当然懲戒に値する行為で、当 時の防衛庁・政府の監督責任も問われるべきでしょう。 彼はまたこの手記の中で、<自衛隊北朝鮮

  • 戦争を語り継ごうブログ 「村山談話」発表の経緯

    今日の産経新聞の「土・日曜日に書く」欄で、論説委員の石川水穂氏が、 「村山談話の検証が不可欠だ」という一文を書いて、<今後、国会が すべきことは、村山談話の作成から閣議決定に至る過程をきちんと検 証することである。>と主張しています。 この中で、1995年8月15日村山談話が発表されるまでの経緯が書かれ ていますが、当時閣僚だった平沼赳夫氏や江藤隆美氏といった、名に しおうタカ派の面々も、閣議決定には反対していなかったことがわか ります。当時の閣僚にはその他、島村宜伸氏、森喜朗氏なども名を連 ねています。 以前にも書きましたが、これまたタカ派の中川昭一財務相も、村山談 話については「朝鮮半島を植民地支配したのは歴史的事実。中国に対 しても宣戦布告をせずに奥地まで戦線を拡大して侵略した 」と語っ ています。 「《霞ヶ浦の日記》 中川昭一の歴史認識」 このように自民党のタカ派でも、朝鮮半島の植

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    dj19 2008/11/17
  • 戦争を語り継ごうブログ 田母神論文に対する批判の声

    田母神俊雄航空幕僚長が発表した「日が侵略国家だったとはぬれぎ ぬだ」などと主張する論文についての識者などからの批判を、今日の 新聞の紙面からご紹介します。 「小学校、中学校から勉強し直した方がいいのでは」と都留文科大 の笠原十九司(とくし)教授(日中関係史)は話す。空幕長の文章は 旧満州について「極めて穏健な植民地統治」とするが、笠原教授は 「満州事変から日中戦争での抗日闘争を武力弾圧した事実を知らない のか」と批判。「侵略は一九七四年の国連総会決議で定義されていて、 日の当時の行為は完全に当てはまる。(昭和初期の)三三年にも、 日は署名していないが『侵略の定義に関する条約』が結ばれ、でき つつあった国際的な認識から見ても侵略というほかない」と説明。 「国際法の常識を知らない軍の上層部というのでは、戦前と同じ。ひ どすぎる」と話す。 「レベルが低すぎる」と断じるのは纐纈(こうけつ)厚

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    dj19 2008/11/02
    への批判。笠原十九司教授、纐纈厚教授、上杉聡氏、小林節教授、水島朝穂教授、梁石日氏、小川和久氏、平野喜三氏、近藤一氏、秦郁彦氏。
  • 戦争を語り継ごうブログ 「村山談話継承」発言にネトウヨ失望噴出

    麻生首相は2日の衆院会議で、「村山談話」を踏襲する、と発言し ましたが、ネットではいわゆるネトウヨ(ネット右翼)たちが「失望 した」「裏切られた」「次は民主党に入れる」などと、いっせいにこ れを非難しています。 「首相の『村山談話継承』発言 ネット麻生ファンに失望感噴出」 ( J-CAST ニュース、3日) 過去の日が、朝鮮や台湾を植民地支配し、中国などを侵略して、多 大の迷惑をかけたことは疑うべくもない事実であり、首相の盟友で、 自民党保守派の代表格でもある中川昭一財務相ですら、村山談話につ いては「朝鮮半島を植民地支配したのは歴史的事実。中国に対しても 宣戦布告をせずに奥地まで戦線を拡大して侵略した 」とかつて語っ ています。 こういう「ネトウヨ」諸君は、歴史をまったく学ばず、ただ情緒的に 「日は正しかった」と信じ、「強い日」にあこがれているだけだ ということがよく分かります。

    dj19
    dj19 2008/10/05
    ウヨは安倍ちゃんのときからまったく進歩がないな…。
  • 戦争を語り継ごうブログ 御国の旗をばおし立てて

    今日の産経新聞のコラム「正論」に作家の深田祐介氏が、「北京五輪 と国旗の似合う美女」という一文を書いています。 深田氏は、北京オリンピックで日選手団の旗手を務めた福原愛さん の姿から、戦時中の国策映画に出演した入江たか子や高峰秀子の凛々 しい姿を連想し、往時の「美しい国、日」を思い起こしています。 そして愛ちゃんの堂々たる行進の感想を次のように述べています。 < 福原愛さんは、日中交流の最前線に立っているという自覚があり、 どちらの国からも支持されているという強い自信があるのだろう。 それで彼女の堂々の旗手ぶりは一般日人の胸を打ち中国人観衆の 罵声(ばせい)、罵倒(ばとう)のこだまも「まあ、あの美人と笑顔 に免じておおめに見てやろう」という範囲に踏みとどまったのではな いか。 どんどん中国が安定を失いつつあるのは間違いない。オリンピック もいつなにが起るか判らない危うさに満ちていた。

  • 戦争を語り継ごうブログ 日本軍と阿片

    昨夜のテレビ番組「NHKスペシャル 日軍と阿片」を見ました。 証言していた元兵士が「暴力団が麻薬を資金源にしているでしょう。 あれと同じですよ」と言っていたのが、事の質を表しているようで、 印象的でした。 関東軍は阿片により中国の人々の健康を蝕み、それで得た資金で武器 を購入し、それでまた中国人を殺傷したのです。 旧陸軍の資料に「大東亜共栄圏の鍵は阿片政策」と書いてあったとい うのも驚きでした。われわれは子供の頃、皇軍は立派な軍隊、大東亜 共栄圏は理想の世界と教え込まれていました。 番組では、A級戦犯の東条英機と板垣征四郎が満州時代阿片に関わっ ていたと説明されていましたが、同じくA級戦犯に指名され、旧満州 帝国の要職にあった岸信介の名は出てきませんでした。自民党有力政 治家の祖父だからではないと思いますが…。 しかし岸信介が阿片王といわれた里見甫の墓の墓碑銘を揮毫したのは 事実です。

  • 戦争を語り継ごうブログ 靖国冬の時代

    今朝の産経新聞に、昨15日の靖国神社のルポが掲載され、<福田政権 下における靖国が「冬の時代」を迎えていることを実感した>と報告 しています。 <わずか2年前のこの日には、靖国神社には小泉元首相の参拝効果で 約25万8000人もの参拝者が詰めかけた。それが、昨年は一気に 約16万5000人へと落ち込み、今年はさらにそれを下回る約15 万2000人となった。> この「冬の時代」という言葉は産経の記者が言い出したのでなく、当 日神社境内で開催された戦没者追悼中央国民集会における「英霊にこ たえる会」の堀江正夫会長の挨拶にあったものです。 <靖国神社問題は現在、『冬の時代』にある。一気に『氷河期』に突 入することも予想される。靖国の無視、ご英霊の否定にも発展しかね ない事態だ> 「ルポ『靖国冬の時代』平成20年8月15日 忘れてはならない慰 霊・追悼」 「冬の時代」という危機感は、今年の戦没者追

    dj19
    dj19 2008/08/16
    「この「冬の時代」という言葉は産経の記者が言い出したのでなく、当日神社境内で開催された戦没者追悼中央国民集会における「英霊にこたえる会」の堀江正夫会長の挨拶にあったものです。」
  • 戦争を語り継ごうブログ チベットと満州

    今日の産経新聞のコラム「産経抄」は次のように書いています。 < 高速列車を走らせ、立派な学校や病院、ホテルまで建てたばかり か、近代的な法制度も導入してやった。なのに現地人は喜ばない。あ ろうことか騒乱を起こし、楽しみにしている五輪の聖火リレーまでも 邪魔しようとする。まったくもってけしからん。 と、漢民族の少なからぬ人々は憤慨しているようだ。> <興奮している中国の人たちに「日もかつて満州で似たようなこと をしましたが、喜んでいただけましたか」と諭しても火に油を注ぐだ けだろう。「過去の反省が足りない」と罵倒(ばとう)されるのがオ チで、とても歴史を鑑(かがみ)にしてはくれまい。> これを読んで思わず、あれ産経のスタンスは旧満州帝国を「五族協和 の王道楽土」とするものではなかったのかと驚きました。満州帝国を 植民地支配の傀儡国家とし、それを歴史の鑑として反省する歴史観を 自虐史観として

  • 戦争を語り継ごうブログ 「君が代」不起立で処分される教師

    入学式、卒業式の君が代斉唱の際、起立しなかったとして繰り返し停 職処分を受け、今度は免職も予想されている、ある都立校教師につい て、今日の毎日新聞のコラム「記者の目」が書いています。 <卒業・入学式で国旗掲揚・国歌斉唱を実施するようにとの指導が強 まり、反対してきた教師が次々に起立・斉唱に転ずるなか、この教師 は、自らの良心に従って不起立を貫いてきた。その姿は、周囲をうか がい迎合するのではなく、勇気を持って行動することの大切さを教え ているようにも見える。この静かな不服従に東京都教育委員会が免職 や停職処分で臨むことは、はたして適切な教育行政なのだろうか。> <私たちは、多くの命が奪われたアジア・太平洋戦争から、「お国」 も間違うことを学んだ。国旗・国歌はそれぞれ歴史を持つ「お国」の 象徴だ。国民それぞれに思いがあるのは自然だ。 「良心に基づく不服従」への処分は、東京都だけの問題ではない

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