「普天間問題」再説: 政権交代が「維新」だったなら 次は「条約改正」にすすむべし 武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所) 4月25日、読谷村での反基地の大結集は、沖縄の米軍基地撤去の要求をはっきりと日本国家に突きつけた。その日、政権は「県外移設」のそぶりを棄てて、密かに「修正現行案」に傾いていると報じられていた。沖縄は、県知事から県議会、自民党から共産党まで、一致して怒りをこめてこれを突き返した。冗談じゃない、沖縄をなめるな、と参加者は口々に語った。基地のない沖縄、ヤマトの都合に振り回されない沖縄を欲するだけだと。 こうして沖縄で拒否された日米安保問題は(正当にも)ヤマトに突き戻された。それをヤマト社会、ヤマト政治は受け止めることができるか。それともいまいちど、この鉄のボールを強権によって沖縄に投げ戻し、沖縄を国内植民地として扱い続けることを思い知らせるのか。問題は、すでに、基地をどこに「移
![ピープルズ・プラン研究所 - 「普天間問題」再説:政権交代が「維新」だったなら、次は「条約改正」にすすむべし/武藤一羊](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/96f42cecab42f74d8885f42450edbcb22bb10c53/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.peoples-plan.org%2Fjp%2Ficons%2F300.jpg)