スウェーデンの2人の研究者が、悪用されると大規模なサービス拒否攻撃につながる可能性があるTCPの脆弱性を複数発見した。今のところ回避方法はなく、修正プログラムも提供されていない。 TCPスタックでは、どのコンピュータがネットワークで通信できるかを決めるルールが定義される。Outpost24の最高セキュリティ責任者(CSO)であるRobert E. Lee氏はCNET Newsに対し、「私たちが話し合っているベンダーはこの脅威を深刻に受け止めているようだ」と述べた。 Lee氏と主任セキュリティ研究員であるJack Louis氏が作成した「UnicornScan」という名前のポートスキャナを使ったテストで、脆弱性が発見された。このツールは、Outpost24での脆弱性評価および侵入テストに使われている。Lee氏はスウェーデン語のポッドキャストで、ルールでは、ポートスキャンが短時間で終わらない場